iPad用絵コンテアプリ「DROMI」大型アップデート
フェンリル株式会社は、iPad専用の絵コンテ制作アプリ「DROMI」において大規模なアップデートを行い、新たに「ストーリーボード表示」機能を追加しました。このアップデートにより、ユーザーはシーンに関連するセリフやコメントを簡単に書き込むことができ、よりスムーズに絵コンテを作成できるようになりました。
ストーリーボード表示機能の新設
新しいストーリーボード表示では、これまでのタイムライン表示に加え、ユーザーは各シーンに直接セリフやコメントを入力することが可能です。この機能は、Apple Pencilのスクリブル入力やiPadのキーボードによるタイピングに対応しており、より直感的に制作が行えます。こうした操作性の向上によって、映像制作の際に必要とされる情報を一元管理できる点が大きな魅力です。
DROMIの特徴と強み
DROMIは、絵コンテ作成に特化した数々の機能を備えています。
描く
- - 簡単な描写: DROMIは直感的に操作できるため、素早く思い通りの絵コンテを描けます。時間軸に応じて、ペンや消しゴムを選んでアイデアを絵に起こすことができます。
- - 音楽との連携: 音楽に合わせたシーンの編集ができ、MP3やWAVフォーマットに対応しているため、視聴者の心をつかむ映像表現が可能です。
再生機能
- - 即時プレビュー: 描いた絵コンテをすぐにプレビュー再生できるため、音楽に合わせた効果的なシーン切り替えが簡単に確認できます。
共有機能
- - 多様な保存形式: 作成した作品はMP4、PDF、PNGなどの形式で保存可能で、用途に応じて使い分けることができます。
DROMIの展望と活動
DROMIの開発は、フェンリルの事業創生プロジェクトから始まりました。このアプリは2024年1月にリリースされて以来、プロの映像クリエイターやアニメーター、UIデザイナーなどに高く評価されています。特にSNS上では「シンプルで使いやすい」との声が多く、さらなるユーザーの拡大が期待されています。
今後、DROMIは映像クリエイター向けのワークショップや体験イベントを企画し、より多くのユーザーに直接会いに行く活動を planned しています。DROMIは日本のアニメーションや映像制作を支え、世界に発信するための手段として成長していくことを目指しています。
アプリ情報
フェンリル株式会社のご紹介
2005年に創業されたフェンリル株式会社は、ソフトウェアおよびアプリケーション開発に特化しており、特にデザインとユーザビリティを重視した製品を提供しています。社員数は543名、国内外で多くのファンを持つ企業として成長を続けています。
大阪と東京に本社を構え、今後も革新を追求し続ける姿勢を貫いていきます。