DNX Venturesが新ファンド!
2025-10-31 11:27:22

DNX Venturesが約217億円の4号USファンドを完了し新たな投資に挑む

DNX Venturesの新たな挑戦



米国シリコンバレーと東京を拠点にするベンチャーキャピタル、DNX Venturesが新たに「4号USファンド」を完了させた。総額143百万米ドル(約217億円)で、これは米国市場におけるB2Bスタートアップへのさらなる投資を見込んでのものだ。

資金調達の背景



「4号USファンド」は、日本国内の事業会社16社からの出資を元に形成されている。具体的には、アズビル株式会社、京セラコミュニケーションシステム株式会社、株式会社クラレなど、名だたる企業が名を連ねている。この資金は、米国外の成長企業へ積極的に投資され、特に革新的な技術を持つベンチャー企業への出資が重要視されている。

投資対象企業



新ファンドではすでに10社の米国スタートアップに投資が行われている。

  • - Coalesce社: データ変換ツールに特化したSaaS企業。
  • - Anthropic: AIシステム開発に注力する企業。
  • - Crisp: データ連携プラットフォームを提供する企業。
  • - Li Industries: バッテリーリサイクル技術を持つ企業。
  • - Cofactr: サプライチェーン管理のプラットフォームを提供。
  • - Knostic: 組織内の知識フローを制御するプラットフォーム。
  • - Halcyon: ランサムウェア対策を行う企業。
  • - Keychain: 製品製造プロセスの透明性を高める企業。
  • - Mind Security: 内部脅威リスク管理ソリューションを提供。
  • - Ubiq Security: APIベースの暗号化サービスを提供するSaaSプラットフォーム。

これらの企業は、今後の成長が期待される分野へそれぞれ特化しており、DNX Venturesが注力するB2B領域での成功が期待されている。

伴走型サポート



DNX Venturesは、出資した企業との『伴走型サポート』を特長としている。これにより、企業の成長を見守るだけでなく、事業提携や投資の調整を行うことで、双方向のイノベーションを促進している。

さらに、DPX Venturesは設立以来15年間、シリコンバレーを拠点にして、アーリーステージのスタートアップに対して積極的に投資を行い、累計241社へ出資してきた。この間、34社をエグジットに導くなど、その成果も明白である。

組織体制の強化



DNX Venturesは、USチームも強化している。Rickie KooがPrincipalからPartnerに、野村佳美がDirector of Growth & PartnershipsからPartner, Growthに昇格した。これにより、今後の投資活動と事業支援の両面でさらに体制が強化される。

まとめ



今後の展望としては、ディープテックやサイバーセキュリティ、AI、リテールテックなど、B2B領域での積極的な投資に加えて、出資企業のイノベーション人材育成や事業開発を支援していく方針だ。DNX Venturesの新たなファンドの動きは、国内外での起業家精神のさらなる促進となるだろう。


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会社情報

会社名
DNX Ventures
住所
東京都港区港南2-15-1品川インターシティA棟22階
電話番号

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