デジタルアートを活用した新たな識字率向上支援プロジェクト

デジタルアートで支援活動を拡大

一般社団法人Webアート文化基金（WACF）は、著名な画家カマノレイコ氏と共同し、2023年3月からNFT技術を活用したチャリティデジタルアートの販売を予定しています。このプロジェクトは、識字率の向上を目指すもので、得られた売上の40%を非営利団体「ルーム・トゥ・リード・ジャパン」に寄付します。

プロジェクトの概要

チャリティデジタルアートは、特定の期間中にのみ販売されるオープンエディションとして発行されます。各作品には一つずつシリアルナンバーが付き、証明書機能を持つことでデジタルアートの所有権が保証されます。購入者には特典として、毎月1回の新作デジタルアートが11ヶ月間無料で提供されるといいます。販売価格は約1万円を予定しており、暗号資産（イーサリアム）やクレジットカードでの購入が可能です。

具体的な販売日程

販売期間は2023年3月24日から4月2日まで。WACFの代表、村上陽子氏は、新技術を駆使して社会貢献活動を拡充する意義に強い思いを寄せています。より多くの人々がデジタルアートを通じて文化に触れる機会を提供し、識字率向上に寄与することが目標です。

發展するデジタルアート文化

WACFは2023年1月に設立され、デジタルアートの発展に力を注いでいる団体です。カマノレイコ氏は絵画制作、企業とのコラボレーションなど幅広く活動しており、彼女の作品には「普通の暮らし」の中の幸せや素晴らしさがストレートに表現されています。彼女の描写は、夢幻的ではなく日常的で、親しみやすさを感じさせます。

ルーム・トゥ・リード・ジャパンについて

「ルーム・トゥ・リード」は、2000年に設立され、低所得層の子どもたちに教育の機会を提供することを目的としています。非識字や男女間の不平等の改善を目指し、これまでに21カ国でおよそ3,570万人の子どもたちを支援してきました。WACFの活動と合致するこの目的は、多くの人々の理解と協力を必要としています。