2023年10月、大阪ガス、株式会社オージス総研、日本IBMは、AIを基盤とした次世代のITシステム改革を推進するための共創パートナーシップを締結しました。この提携の目的は、Daigasグループが持つエネルギー事業のノウハウと、AIを含む日本IBMの先端技術を融合させ、デジタル・トランスフォーメーション(DX)を加速させることです。
取り組みの背景
昨今の社会では、テクノロジーの進化に伴い、企業は顧客の多様なニーズに迅速に応える必要があります。このため、大阪ガスとそのパートナーは、顧客に対する価値提供をより高め、同時に事業の基盤を強化するための戦略を立てています。その第一歩として、AI技術の導入や既存システムの改修を行い、さらなる効率化と安全性の向上を目指します。
具体的なアプローチ
提携のもとで進められるいくつかの主要な取り組みについて、以下に詳しく解説します。
A: 提供価値の向上
AI導入を通じて、顧客の標準的なニーズを越えた一歩進んだサービスを提供することを目指します。AIエージェントの活用により、顧客からの問い合わせに迅速に対応できるシステムを構築し、従来のシステムは最新技術を取り入れて常に改善されます。
B: 事業基盤の強化
具体的には、AIを活用した開発基盤により、効率的な業務運営が可能となり、人手による作業や作業の無駄を削減できます。また、運用精度を向上させるための自動化ツールの導入が促進される予定です。サイバーセキュリティ対策にも注力し、攻撃に対する防御力を高める取り組みも行います。
C: 高度人材の育成
また、両社の人材交流を通じて、次世代のデジタル技術に強い人材を育成します。共創によって生まれた知見や経験をチームで共有し、DaigasグループにおけるAI、モダナイゼーション、セキュリティの領域での施策を推進する人材を育てることが、全体的な価値向上に繋がります。
今後の展望
提携した3社は、現在いくつかの専門検討チームを立ち上げており、具体的な技術検証を進めています。2026年度を目途に、AIを利用したシステムの適用を広げ、Daigasグループのデジタル変革を実現させる計画です。
コメント
大阪ガスの副社長である坂梨興氏は、パートナーシップの意義を強調し、Daigasグループと日本IBMのリソースを融合させることで新たな価値提供を目指すと語っています。エネルギー業界および日本社会において、この取り組みが重要な役割を果たすことが期待されます。