GWの舟釣り人気エリアに関する調査
国内最大級の釣りアプリ「ANGLERS」を運営する株式会社アングラーズが、2025年のゴールデンウィーク期間中(4月27日〜5月6日)の予約データを元に、舟釣りの最新トレンドを発表しました。その結果、兵庫県がダントツで予約数トップのエリアであることが明らかになりました。以下に、調査結果の詳細をお伝えします。
兵庫県が予約数1位
調査データによると、兵庫県の舟釣り予約数は、2位の神奈川県の2倍以上という圧倒的な差をつけており、昨今の釣りブームの影響が強いことが分かります。兵庫県は、2025年3月から順次予約店舗が増え、1ヶ月半という短期間でこの成果を上げました。特に明石市の“タコ釣り”が人気で、「タコといえば明石」と広く知られています。
タコ釣りが人気の理由
兵庫県で予約された舟釣りプランのうち約2/3は、「マダコ」をターゲットにしたものでした。明石市では2025年のマダコ釣り解禁日が5月1日となっており、例年この時期は予約競争が激化するため、釣りファンにとって待ち望ましい時期となっています。さらに、同県では「ショウサイフグ」も人気があり、特に冬に太ったおいしいフグが釣れるため、需要が高まっています。
人気の魚種と釣り方プラン
全国的に見ても、予約された魚種のランキングでは「青物」が21%でトップ、次いで「タコ」が20.4%、そして「マダイ」が18.9%という結果でした。これらの魚は大物狙いの楽しさがあり、釣りを楽しむ上での充実感を与えてくれます。逆に、初心者向けの「アジ」や「五目釣り」プランも根強い人気を誇っています。
幅広い層の受け入れ進む舟釣り
「初心者歓迎プラン」や「釣り方レクチャー」といったプランが人気の理由です。今年のゴールデンウィーク期間中の人気プランは、1位が「初心者歓迎プラン」(20.1%)、2位が「釣り方レクチャー」(15.6%)、3位が「ルアー釣りプラン」(13.8%)という結果でした。また、ファミリー向けや女性経済学割プランの予約も多く、舟釣りがこれまで以上に身近なレジャーとして広まっていることが分かりました。
舟釣りは特別な体験から日常へ
今日のデータからは、釣りを楽しむ層が多様化している姿が見えました。特に、家族や女性層向けの「初心者歓迎」プランの予約数は想定以上で、舟釣りはよりカジュアルなレジャーとしての地位を築いてきています。加えて、釣った魚を提携の飲食店で調理してもらうサービスや、魚のさばき方を学べるプランなども増加しており、釣りはさらに身近で楽しめる活動となっています。
まとめ
『アングラーズ釣船予約』は今後も、初心者からベテランまで幅広いニーズに応えるべく、体験プランの充実を図っていく予定です。釣りが一層身近な存在となるよう、サービスの質を向上させながら、釣りファンの皆様とともに、さらなる釣りの楽しみ方を広げていきたいと思います。