音楽ビジネス専攻始動
2020-12-01 12:38:40
大阪音楽大学、新たに音楽ビジネス専攻を開設し未来のプロを育成
大阪音楽大学、新たな挑戦への一歩
2015年に創立100周年を迎えた大阪音楽大学は、音楽教育の新たな未来を見据え、2016年に新専攻「ミュージックビジネス専攻」を設置しました。この専攻では、音楽、テクノロジー、ビジネスを融合させ、幅広い知識とスキルを持った音楽業界のプロフェッショナルを育成することを目指しています。
新たな時代の音楽ビジネス
音楽業界は近年、デジタル化の進展により大きな変化を遂げています。特にコロナ禍を経て、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の必要性が加速し、企業や個人がオンラインでのコミュニケーションやビジネスの在り方を再考するようになりました。この新たな時代において、音楽・エンターテインメント業界の役割は従来の枠を超え、より情緒的でエンゲージメントを大切にする方向へと進化しています。
大阪音楽大学のミュージックビジネス専攻では、ただ単に過去の作品やイベントを販売するのではなく、オンライン環境においてユーザーとのコミュニケーションをより深めるためのスキルとアイデアを学べるカリキュラムを提供しています。これにより、次世代の音楽専門家が新たなビジネスモデルを創出し、業界の発展に寄与する力を持つ人材へと成長します。
カリキュラムと特色
専攻に登録された学生は、アーティストマネジメント、ライブイベント制作、音楽テクノロジー、WEBマーケティングなど多彩な科目を学びます。また、起業家マインドを育成するための授業も行われており、学生は在学中に実際に起業体験を行うことも可能です。これにより、実践的な知識を身につけながら、業界に直結する能力を養います。
さらに、専攻の教員陣には現役の音楽プロデューサーやマネージャーが揃っており、彼らから直接学ぶことで、学生は最新の業界トレンドやビジネススキルを確実に見につけることができます。特任教授には、音楽プロデューサーとしてのキャリアを積んだ山口哲一氏や、エイベックスグループの伊東宏晃氏など、業界の第一線で活躍する豊富な経験を持つメンバーが揃っています。
未来に向けた就職支援
専攻設置に伴い、大阪音楽大学ではキャリア支援センターも強化。音楽・エンターテインメントの中心地である東京に東京サテライトを設置し、学生の就職活動を一層サポートする体制を整えています。これにより、より多くの企業と連携し、学生の就職活動を多角的に支援します。
卒業後の進路としては、アーティストマネジメントやレコード会社、イベント制作、メディアレベルの様々な道が用意されています。音楽ビジネス専攻を通じて、学生は未来に向けた希望を持ちながら自らのキャリアを築いていくことができるでしょう。
結論
大阪音楽大学の新たなミュージックビジネス専攻は、音楽業界の未来を切り拓く力を養うプログラムです。デジタル化が進む現代の音楽ビジネスに対して、学生はしっかりとした知識と技術を身につけ、活躍することが期待されます。音楽とビジネスの接点を学びながら、21世紀の音楽業界をリードする人材へと成長する場として、この専攻に多くの学生が集まることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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学校法人大阪音楽大学
- 住所
- 大阪府豊中市庄内幸町1-1-8
- 電話番号
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