プライベートGPT導入
2024-01-09 10:00:02
昭和女子大学附属中高に導入されたプライベートGPTが教育を変える新時代
昭和女子大学附属中高に導入されたプライベートGPTが教育を変える新時代
教育分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、株式会社ニュークリエイターが昭和女子大学附属中学校・高等学校に情報セキュリティに配慮したプライベートGPTを導入しました。この取り組みは、教育現場での生成AI活用を積極的に推進し、安全性を確保しながら新しい教育手法を模索する重要な一歩となります。
安全な環境での生成AI利用
従来、対話型の生成AIサービスを利用する際には個人情報や機密情報が流出するリスクが存在していました。これに対し、プライベートGPTの導入は特に教育機関における安心感を提供します。Microsoft社のAzure OpenAI Serviceが活用されており、ユーザーが入力した情報は専用のプライベート環境内でしか処理されないため、情報漏洩の危険が大幅に減少します。
また、学校独自のドメイン設定やIPアドレス制限を行うことで、利用者を厳重に管理し、教員や生徒が安心して使用できる環境を整えています。このような環境が整いましたので、教育現場での生成AIの導入に対する不安も軽減されるでしょう。
教員や生徒が共に学ぶ機会
昭和女子大学附属中学校・高等学校では、生成AIを取り入れたプログラムを通じて、生徒と教員が共に学ぶことが強調されています。教員自身が生成AIを理解し、適切に活用することが重要だと考えられており、そのための研修も行われています。
これにより、教員は新しいテクノロジーを自らの業務に役立てるだけでなく、生徒たちに生成AIの使い方を教えることが可能となります。生成AIをただ使うだけではなく、道具としての活用法を理解し、授業や学業へどのように組み込むかがポイントです。
学校長の考え
昭和女子大学附属中学校・高等学校の校長、真下峯子氏は、生成AIを身近なものにする重要性を強調しています。「これからの時代を生き抜くためには、生成AIを生徒および教員にとって身近なものにする必要がある」と述べ、プライベートGPTの導入を決定した理由を説明しています。学校運営においてもこの技術は多くの利点があると考えており、情報収集やデータ分析のスキルを養うことで、冷静な判断力を育成したいとしています。
今後の展望
教育機関向けプライベートGPTは、より安全で効率的な教育現場を作り上げるための重要なソリューションとなるでしょう。今後、他の教育機関でも導入が進むことが期待されます。もし自校でも利用を検討している教育機関があれば、具体的な方針や活用方法が決まっていなくても気軽に相談できる機会があります。
このように、株式会社ニュークリエイターが提供するプライベートGPTは、生成AIの教育現場における活用を新たに切り開く一歩となるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ニュークリエイター
- 住所
- 兵庫県揖保郡太子町東南235番地1
- 電話番号
-
050-1743-4957