コカ・コーラ ボトラーズジャパン、LGBTQ+への積極的な取り組みで3年連続「レインボー」認定
コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社は、職場におけるLGBTQ+への取り組みを評価する「PRIDE指標2024」において、3年連続で「レインボー」認定、そして4年連続で最高位の「ゴールド」認定を受賞しました。これは、同社の多様性と包括性を重視する姿勢が評価された結果と言えるでしょう。
同社は、「すべての人にハッピーなひとときをお届けし、価値を創造する」というミッションを掲げ、多様性とジェンダー平等への積極的な取り組みを経営の重点課題として位置づけています。LGBTQ+に関する取り組みは、その一環として積極的に推進されています。
具体的な取り組み
同社のLGBTQ+に関する取り組みは多岐に渡ります。代表的な取り組みとして、以下の3点が挙げられます。
1. 東京レインボープライド2024への協賛とブース出展
コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、アジア最大級のLGBTQ+関連イベントである「東京レインボープライド2024」に協賛し、ブースを出展しました。渋谷スクランブル交差点の大型ビジョンでもレインボーカラーをモチーフにした広告を掲出するなど、イベントを積極的に盛り上げました。社員によるパレードへの参加も実施されています。
2. DE&Iロゴマークとステートメントの策定
多様性、公平性、包摂性(DE&I)に関する同社の考え方や姿勢を明確に示すため、新たなロゴマーク「Be COLORFUL!」とステートメントを策定しました。このロゴは、個々の多様な色彩を尊重し、それらが集まってより豊かな絵を描くように、一人ひとりが自分らしく輝いている様子を表現しています。
3. LGBTQ+サポートのためのロゴデザイン検討
ファミリーマートとの協働イベントとして、「国際カミングアウトデー」に合わせ、2025年6月のプライド月間に向けたプロモーションのデザイン案を協議しました。アライ(LGBTQ+を理解し、サポートする人)メンバーが中心となり、誰もが自分らしく活躍できる社会の実現を目指した取り組みが行われています。
PRIDE指標とレインボー認定について
「PRIDE指標」は、work with Prideが策定した、LGBTQ+が働きやすい職場づくりを評価する指標です。Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つの指標で構成され、点数に応じてゴールド、シルバー、ブロンズと認定されます。「レインボー」認定は、セクターを超えた協働を推進する企業に与えられる特別な認定です。
コカ・コーラ ボトラーズジャパンの多様性への取り組み
コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、これらの取り組みを通じて、社員一人ひとりの個性を尊重し、多様な価値観やアイデアを積極的に取り入れるインクルーシブな環境づくりを目指しています。違いに関わらず、すべての人がポテンシャルを最大限に発揮できる職場環境の実現により、多様性を強みとした持続的な成長を目指していることが分かります。
同社の取り組みは、企業におけるLGBTQ+への対応の模範事例として、他の企業にも大きな影響を与える可能性を秘めています。