ダイオーズとPHILOCOFFEAが手を組み特別な珈琲体験を提供する新会社を設立

コーヒーの新たな風を感じる特別な体験を

2024年4月、ダイオーズジャパンとPHILOCOFFEAが共同で設立した合弁会社「株式会社特別な珈琲体験を」が、本格的に焙煎事業を開始します。この新しい取り組みは、どのようにして私たちのコーヒー体験を変えていくのでしょうか。

新会社設立の背景

ダイオーズジャパンは、2020年からPHILOCOFFEAが提供する「スペシャルティグレード」のコーヒーを扱っており、その取扱量は年々増加しています。これを受け、両社は新たな合弁事業を立ち上げ、特別なコーヒー体験を提供することを目指すことになりました。

設立した「株式会社特別な珈琲体験を」は、ダイオーズが60％、PHILOCOFFEAが40％の出資比率で運営されます。この会社は、特別なコーヒー体験を提供するため、業務の集約と効率化を図ります。

焙煎工場の設立と運営方針

今回の新会社の本拠地は千葉県八千代市に新設された焙煎工場です。この工場は、特に高品質な「スペシャルティグレード」のコーヒー豆を焙煎・製造することに特化しています。最高品質の生豆を厳選し、特別なフレーバーと飲みごたえのあるコーヒーを追求します。このワクワクするプロジェクトは、オフィスや家庭でのコーヒー体験を一新し、日常生活に特別な楽しみを加えることを目指しています。

粕谷哲氏が率いるPHILOCOFFEAの強みを生かし、彼が直接農園から選び抜いた生豆を使用することで、高品質なコーヒーが実現します。特に「クリーンで後味が心地よく続くコーヒー」を作り出す技術は、業界内外から注目されています。

PHILOCOFFEA代表の粕谷哲氏

PHILOCOFFEAの代表、粕谷哲氏は2016年のWorld Brewers Cupでアジア人初の優勝を成し遂げた実力者であり、日本更には世界のコーヒーシーンにおいて重要な業績を残しています。彼は自身の独自技法「4:6メソッド」で多くのコーヒーファンに支持されており、スペシャリストとしての役割を担いながら製品監修などの活動も行っています。

新たなビジョン

ダイオーズとPHILOCOFFEAの合併によって、効率的な資源の共有とシナジー効果を創出することが可能になります。新会社は、ダイオーズの顧客に向けたサービスのみならず、将来的には外販や卸し販売への展望も持っています。これにより、より多くの人々に特別なコーヒー体験を提供できるよう尽力します。

私たちのコーヒー習慣に革命をもたらすこの新会社の挑戦に、今後も注目したいと思います。特別なコーヒー体験が、私たちの日常生活の一部として、多くの人々に喜びをもたらすことを期待しています。