京都市ジュニアオーケストラが初のクラウドファンディングを実施
京都市が誇るジュニアオーケストラが、記念すべき創立20周年に向けて、特別なプロジェクトを始動させます。それは、令和7年度に行われる特別コンサートを通じて、能登半島地震で被災された方々に生演奏を届けるという支援活動です。プロジェクトの実現に向け、初めてクラウドファンディングを行うことになりました。
プロジェクトの概要
このプロジェクトは、京都市ジュニアオーケストラの元スーパーヴァイザーである広上淳一氏の音楽を通じた支援の思いを受け、石川県ジュニアオーケストラとの合同コンサートを実施し、その後ノト半島へ室内楽演奏を届けるものです。合同コンサートは令和8年3月22日に石川県立音楽堂で行われます。
その翌日、広上氏とジュニアオーケストラメンバーの有志が、被災地に赴き、音楽を通じて心温まる瞬間を提供します。このプロジェクトを通じて、音楽の力で少しでも傷を癒したいとの願いが込められています。
クラウドファンディングの詳細
実施期間
クラウドファンディングは、令和6年8月24日から10月22日までの予定です。この期間中に目標金額の300万円に達しなければ、全額が寄付者に返金される「All or Nothing」方式での運営となります。
資金の用途
集まった資金は、京都市ジュニアオーケストラのメンバーの交通費、宿泊費、楽器の運搬費などに使われる予定です。また、オーケストラの活動を支えるための資金としても重要な役割を果たします。
募集方法
参加を希望する方は、WEBサイト(READYFOR)や銀行振込、京都コンサートホール事務所を通じて支援を行うことができます。詳細な情報は、
京都コンサートホールのホームページで確認できます。
最後に
音楽が持つ力は、時には人々を癒し、励ます力となります。京都市ジュニアオーケストラの取り組みに賛同する方々が多く集まり、一緒にこのプロジェクトを成功に導いてほしいと願っています。音楽を通して、被災地の人々に希望を届けるこの意義深い活動に、多くの支援が集まることを期待しています。