松重豊の食への思いを結実させたエッセイ「たべるノヲト。」が登場

松重豊が贈る食のエッセイ「たべるノヲト。」

俳優として多彩な活躍を見せる松重豊が、思い出の味や食文化について語るエッセイ「たべるノヲト。」が2024年10月10日に発売されることが決まり、8月24日から予約が始まりました。この本は、2022年から雑誌「クロワッサン」で連載されていた人気コーナーを基にしており、食にまつわる豊かな記憶が色濃く反映されています。

魅力的な内容

本書では、松重が語る料理にまつわる物語が50品以上紹介されており、それぞれの料理にはその時代や瞬間の思い出が込められています。極貧時代に家族の支えとなった料理や、収録先での新たな出会い、四季折々の好物に至るまで、松重独自の視点が光ります。例えば、素朴な家庭のコロッケが名品に変わる瞬間や、うずらの卵を求めてさまざまな町中華を巡る様子が描かれ、読者を食の楽しみに引き込んでくれることでしょう。

さらに、本書の目次はお品書き仕様となっており、まるで料理を選ぶ楽しさが味わえるようデザインされています。おつまみから甘味まで、さまざまな料理が一堂に紹介されるのも、読者にとって嬉しいポイントと言えるでしょう。

特典とイベント情報

「たべるノヲト。」の予約購入者には、特製ステッカーが付いてくる特典も用意されています。楽天ブックスやセブンネットショッピングで購入することで、数量限定のステッカーを手に入れることが可能です。これらの絵柄は異なるため、購入を迷っている方には面白い選択肢が広がります。

また、松重本人からサイン本を手渡される「お渡し会」も計画されています。10月11日に都内の書店にて開催予定で、抽選の参加者全員には特製ステッカーもプレゼントされるとのこと。イベントへの応募方法は後日発表されるため、ファンにとって楽しみな時間となることでしょう。

平易なメッセージ

松重は本書の「はじめに」で、「特別な内容のエッセイではない」と語る一方で、読者が共感できるような「食」の記憶を大切にすることの重要性を訴えています。昭和の思い出に触れながらも、現代の読者が楽しめるような工夫が随所に施されています。

さらに、松重豊の朝のルーティンについての特別付録もあるため、最後まで楽しむことができる内容です。食に関心がある方も、松重豊のファンも必見の一冊になるでしょう。