コカ・コーラとファミリーマートが共同でLGBTQ+理解促進キャンペーンを展開

コカ・コーラとファミリーマートがLGBTQ+理解促進を目指すキャンペーンを開催

コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社とファミリーマートが今年のプライド月間に合わせて、LGBTQ+への理解を促進するための特別なキャンペーンを実施します。このキャンペーンは、6月に行われる、性の多様性を祝う啓発月間の一環として展開され、社会全体に向けて理解を広めることを目的としています。

キャンペーンの概要

このキャンペーンでは、東京都内のファミリーマート店舗で特定のコカ・コーラ製品を購入すると、オリジナルステッカーがプレゼントされます。購入対象となる商品は「コカ・コーラ500ml PET」または「コカ・コーラゼロ500ml PET」で、これらの製品の売上の一部は、LGBTQ+に関する啓発活動を行っている認定NPO法人ReBitに寄付されます。キャンペーンの期間は、6月3日から16日までで、ステッカーがなくなり次第終了となります。

オリジナルステッカーのデザイン

今回のオリジナルステッカーは、著名な女装パフォーマー兼ライターであるブルボンヌ氏とのコラボレーションから生まれました。ブルボンヌ氏と、コカ・コーラとファミリーマートの約2,600名のアライ社員が意見を交換し、メッセージやモチーフを考えた結果、30案のデザインから投票によって選ばれたとのこと。ステッカーには「それぞれのペースでもいいから“一歩を踏み出そう”」という想いが込められています。これは、すべての人が自分らしくあることの大切さを伝えるメッセージです。

アライ社員の重要な役割

アライは、性的マイノリティに対して理解と支持を示す人々を指します。このキャンペーンでは、アライとしての役割や意義も強調されており、各社員が多様性の尊重を広めるためにアクションを起こすことが求められています。ブルボンヌ氏もコメントを寄せており、「自分らしくあろう」というプライドを持つことの重要性を語っています。彼女は、性別や年齢に囚われないカラフルな社会の実現に向けて、企業が果たすべき役割の意義を強調しています。

継続するパートナーシップ

コカ・コーラとファミリーマートは、これまでも「多様性をちからに」というテーマで、DE&I（多様性・公平性・包摂性）に関するイベントを計6回開催してきました。今後も「知る」「動く」「広める」というコンセプトのもと、LGBTQ+に関する社内イベントを通じて、アライ社員の数を増やし、相互の理解を深める取り組みを続けていく予定です。