三菱電機が発表した新型遮断器
三菱電機は、2013年に開催された「システムコントロールフェア2013」において、太陽光発電システムに最適な直流高電圧対応の遮断器および開閉器を発表しました。この新製品は太陽光発電の効率化に寄与することが期待されています。
製品の特長と利点
新たに登場した遮断器には、いくつかの優れた特長があります。以下の3つのカテゴリーでの適用が可能です。
1. HDVシリーズ
このシリーズは、特に集電箱やパワーコンディショナに最適です。
- - DC高電圧対応: 太陽光発電システムのDC600V回路に適用可能で、特定の結線条件を満たす必要があります。
- - コンパクト設計: HDVシリーズは小型の外形を持ち、NF63-HDVおよびNF125-HDVは横幅75mm、NF250-HDVは横幅105mmと、設置スペースの有効活用ができます。
- - 逆接続可能: これにより、省工事や配線の簡素化が可能となり、施工効率が向上します。
2. KB-HDシリーズ
接続箱に最適化されたこのシリーズも注目です。
- - DC高電圧対応: 太陽光発電システムのDC400V回路、開放電圧DC600Vに対応し、こちらも指定の結線条件下での使用が可能です。
- - 小型設計: KB-HDは横幅75mmで、接続箱としてのコンパクトさを実現しています。
- - 逆接続機能: 同様に、こちらも省施工・省配線に貢献します。
- - 安全性の確保: JIS C 8201-3に適合しており、安全・安心を考慮した設計です。
三菱電機の出展コンセプト
「Your Solution Partner 三菱電機」をテーマにした今年の出展では、お客様との提携を促進し、新たなものづくりを支えるソリューションを提案しています。このような取り組みは、FA(ファクトリーオートメーション)の分野における確かなパートナーシップを築くことを目的としています。
さらなる情報の提供
三菱電機の公式サイトでは、さらなる詳細情報が提供されています。興味のある方は、以下のリンクもご確認ください。
これらの製品は、太陽光発電の導入が進む中で、今後ますます重要な役割を果たすことでしょう。「システムコントロールフェア2013」の場で目にした新型遮断器は、太陽光発電業界に新たな風を吹き込む存在となるに違いありません。