太陽経済会議開催
2015-05-21 16:30:07

地域発展をテーマにした「太陽経済 かわみなみ会議」が盛況に開催

地域発展を目指したイベント「太陽経済 かわみなみ会議」



2015年5月18日、宮崎県児湯郡川南町において「太陽経済 かわみなみ会議」が開催され、約180名の参加者が集まりました。この会議は、一般社団法人太陽経済の会が主催し、木質バイオマス発電所「宮崎森林発電所」の稼働をきっかけに地域の発展を考える場として設けられました。参加者は地域活性化や林業、農畜産業など、さまざまな視点からの議論を行い、「再生可能エネルギーをもとに展開する地域循環」をテーマに熱心な意見交換が行われました。

開会の挨拶と主旨説明



開会挨拶を行った太陽経済の会代表理事の山﨑養世は、地域経済の独立性や責任感の重要性を訴え、地方の豊かさを生かした地域循環経済の構築を呼びかけました。彼は、木は日本の文化と経済の根幹であり、再生可能エネルギーの活用が地域の成長に寄与すると考えています。そのためには、地域の人々が協力し合い、共通の目標に向かって進むことが重要だと強調しました。

パネルディスカッションの内容



会議では2回のパネルディスカッションが行われ、第一部では「森から始める地域の成長」がテーマとなりました。専門家たちは、日本の森林資源が活用されていない現状を指摘し、木質バイオマス発電が林業の活性化にどのように寄与できるかについて議論しました。特に、宮崎県の林業は全国でもトップクラスであることが強調され、地域内の資源を生かすための様々な施策が提案されました。

第二部では「農業で地域を繋ごう」というテーマで議論が展開され、農業と林業の連携、地域資源の活用法に関する具体的なアイデアが共有されました。川南町の魅力や可能性を生かすために、地域住民の協力が不可欠であるとの意見が出されました。

特別講演と参加者の反応



特別講演では齋藤裕氏が登壇し、日本の木の文化の特異性や、木の質が高い宮崎県での木材利用の重要性について詳細に説明しました。彼の講演は多くの参加者に深く印象を残し、会議の参加者からはさらに勉強会や研究会を開催したいという声が上がりました。

終了挨拶と今後の展望



最後に、開催を結びつけた山下壽氏が挨拶し、参加者への感謝の意を表するとともに、今後の地域活動の重要性を訴えました。関係者たちの間には、地域の活性化に向けた新たなつながりが生まれたようで、さらなる活発な意見交換やコラボレーションが期待されています。

「太陽経済 かわみなみ会議」は、今後も地域の sustainable な発展を支援する重要な取り組みとして定期的に行われる予定です。地域の特性と資源を最大限に生かし、住みやすく魅力的な町づくりを目指します。

会社情報

会社名
一般社団法人 太陽経済の会
住所
東京都千代田区丸の内3-4-2新日石ビル3階
電話番号
03-6212-1919

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