ソニー生命、再販売を決定した新商品
ソニー生命保険株式会社は、2025年12月2日から法人のお客さま向けに「災害保障期間付平準定期保険(無配当)」を改定した上で、再販売を開始します。この保険は、万が一の事故に備えた事業保障対策や将来の退職慰労金準備など、経営者のニーズを満たす商品です。特筆すべきは、医師の診査が不要で、シンプルな3つの告知項目のみで申し込みが可能となった点です。
背景を探る
この保険は、2019年1月に発売され、その後ほぼ直後に販売が停止されました。その理由として、法人に対する総合的なリスクマネジメントへの需要の高まりが挙げられます。現在の中期経営計画では、法人領域の強化が成長戦略の一環として掲げられており、保険本来の趣旨に従った募集活動を推進しています。このような中、高齢の経営者から「簡易告知の商品を求む」との声が多く寄せられていました。これを受け、体況に不安を抱える経営者を重視した改定が行われます。
商品概要
「災害保障期間付平準定期保険(無配当)」の特徴は、2つの保険期間に分かれている点です。第1保険期間では、不慮の事故または特定の感染症による死亡を重点的に保障し、第2保険期間ではその枠を広げ、より幅広い状況で保障を受けることができます。年齢にかかわらず最大5億円の保険金を、3つの告知項目のみで申し込むことができるのも大きな魅力です。もちろん、告知内容によっては詳細な告知が必要になる場合や、引き受けができないケースも出てくるため、注意が必要です。
支払い条件
保険金が支払われる条件としては、特定の状況に該当した場合に限られます。
契約の詳細
ここで、具体的な契約例を示します。被保険者が60歳の場合、死亡保険金額は2億円に設定し、保険期間は99歳満了となります。保険料の支払期間も99歳までとなり、第1保険期間は10年間です。この場合、男性の年払保険料は約1,030万円、女性は約842万円となります。
この商品は、多様なニーズに応えるため、取扱範囲が広がっており、お客様の加入年齢や退職時期に応じた保険期間を選べることも利点です。
注意事項
なお、このニュースリリースは保険募集を目的にしたものではありません。商品に関する具体的な説明や詳細は、2025年12月以降に配布される「商品パンフレット」や「ご提案設計書」を参照してください。また、ご契約の際は「ご契約のしおり・約款」や「重要事項説明書」を必ず確認するようにしましょう。