高校生必見!AIチャットボット
2024-08-08 16:37:58

大学生が手がける高校生向けAIチャットボットが登場!大阪国際工科専門職大学の挑戦

大阪国際工科専門職大学が発表したAIチャットボット



2021年4月に関西で唯一の「AI・IoT・ロボット」及び「ゲーム・CG」の専門職大学として開設された大阪国際工科専門職大学(IPUT OSAKA)。この大学の学生たちが、新しい試みとして高校生向けのAIチャットボット「Chat-IPUT」を開発したというニュースが届きました。今回のプロジェクトは、大学生が自身の学びを基に高校生をサポートするための重要な一歩となっています。

AIチャットボット「Chat-IPUT」の概要



このAIチャットボットは、高校生が進学先を選ぶ際に必要な情報を得るためのツールです。特に新設大学であるIPUT OSAKAの特徴や魅力を、在校生の目線から高校生に伝えることを目的としています。チャットボットは本学の学生がプロジェクトチームを組み、昨年の秋から約半年間かけて開発しました。大学で学んだ情報工学やデジタルエンタテインメントに基づいて、実践的なスキルを駆使した成果の一端を感じることができます。

利用者の声



「Chat-IPUT」はすでにオープンキャンパスなどで体験された高校生から好評を得ているとのことです。在校生の役割を果たすAIが、訪問者からの質問に対して自動的に応答するシステムは、大学生活を身近に感じるための助けとなっています。高校生たちは、進学に向けた不安や疑問を解消するためにこのツールを活用できるでしょう。さらに、動的な学習体験を提供することで、楽しみながら大学についての理解を深めることが可能です。

開発プロセス



プロジェクトは情報工学科とデジタルエンタテインメント学科の学生で構成されたチームによって進められました。デジタルスキルゼロからのスタートだったにもかかわらず、大学での学びを活用しながら半年間で基礎から応用に至るまで多くの技術を習得してきました。チャットボットの開発では、生成AIを用いたシステムの構築から、データセットの作成、ユーザーインターフェースの設計まで、膨大な作業が課せられたのです。

教員と学生の連携



プログラムの創造には、教員のサポートもあったといいます。特に、プロジェクトマネージャーとしての役割を果たした木口佳南さんは、大学全体がこのプロジェクトに関与することで「大学生だからこそできることがある」と感じたとのこと。また、開発を担当した高橋和輝さんと山本康斗さんは、実際の学生の視点からリアルな情報を反映させたチャットボットを提供する意義を強調しています。

結論



大阪国際工科専門職大学の挑戦は、高校生と大学生双方にとっての利益を生み出すものとなっています。このAIチャットボットが持つ可能性は、これから進学を検討している高校生にとって重要な情報源となり、大学選びを支援する新たな道を切り開くことでしょう。9月15日までの期間限定で、本学のウェブサイトで一般公開されていますので、ぜひ利用してみてください。

現代の教育において、テクノロジーの活用は不可欠です。このような新しい取り組みを通じて、関西の教育がさらに進化していくことを期待しています。


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学校法人 日本教育財団
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