書籍『2030年の人事部』のご紹介
freecracy株式会社の代表である国本和基氏が著した『2030年の人事部』が、2025年10月31日より全国の主要書店やオンラインプラットフォームで販売されます。この書籍は、急速に進展するAI技術と人的資本経営の潮流を背景に、今後の人事部がどのように進化するべきかを考察しています。
書籍の背景
2025年にラスベガスで開催された世界最大のHR Technology Conferenceでは、AIを人事業務にどのように組み込むかが議論の中心でした。アメリカではすでにAIを活用した人事の成功事例や失敗事例が増えている一方、日本においてはタレントインテリジェンスという概念が十分に理解されておらず、実際の活用は非常に少ない状況です。しかし、人的資本の開示や労働人口の減少、キャリア自律の進展など、日本の人事業界は急激な変化を求められています。
従来の「人事=管理部門」という役割はもはや通用せず、データとAIを駆使した経営支援が求められる時代です。本書では、未来の人事部の姿やタレントインテリジェンスの本質、実際の活用方法について、できる限り具体的に説明しています。
書籍の内容
『2030年の人事部』は、AIと人事の融合による未来のビジョンを描く啓蒙書です。2030年のシナリオとしては、先進企業がAIエージェントとタレントインテリジェンスを活用し、採用や配置、育成を最適化し、従業員エンゲージメントと企業成長を促進する姿があります。対照的に、現状維持に留まることで人材のミスマッチや競争力の低下を招く未来も予測されています。本書は、シナリオAへの移行が日本企業にもたらすメリットを訴えています。
書籍の構成は、1章と2章は物語形式で未来を描き、AI×HRの効果や影響をリアルに体感できるようになっており、3章での解説を経て、4章では実際のインタビューを通じて、AI活用の具体策と人事部門の可能性を示しています。インタビューは、多様な人事領域のトップランナーへの取材が含まれています。
インタビュー内容
- - 永島寛之氏(トイトイ代表):2030年の人事に求められる「翻訳力」について
- - 阿萬野晋氏(富士通SVP Employee Success本部長):AIと共生する未来について
- - 飯田智紀氏(ベネッセコーポレーション 執行役員):AI時代に求められる「学び」の設計図
- - 柘植悠太氏(パーソルホールディングス 執行役員CIO/CDO):人材の価値と生産性の向上について
著者のコメント
国本和基氏は、これまでの人事業務では大量のデータを活用することが困難だったが、生成AIの進化により、データとAIの活用が現実のものになると信じています。彼は本書を通じて、経営や人事戦略の新たな方向性を示し、多くの人と意見交換する機会を持ちたいと考えています。
書誌情報
- - 書名:『2030年の人事部』
- - 発売日:10月31日
- - 著者:国本和基
- - 出版社:クロスメディア出版
- - 販売情報:全国主要書店、オンライン書店
詳細情報は
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