キッチンde給食の新しい取り組み
日本リユースシステム株式会社(以下、JRSC)が2024年10月9日からスタートする「キッチンde給食」は、自宅のキッチン周りの不要品を手放し、同時にアフリカやフィリピンの子どもたちに給食を提供する新たなサービスです。特にキッチン用品に特化したこのプロジェクトの目的やその効果、利用の流れを紹介します。
キッチンde給食の仕組み
「キッチンde給食」は、1キット(税込5,500円)を購入すると、不要なキッチン用品を詰めて回収してもらうことができます。このキットには、5人分の給食が含まれ、これが非営利団体「TABLE FOR TWO International」を通じて、ケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダなどに住む子どもたちへ届けられます。お送りいただいた食器などは、フィリピンにて有効活用されます。
このサービスは、捨てられないけれど使わなくなったキッチン用品や、昔の結婚式で受け取った引き出物など、皆さんの悩みを解決する方法として誕生しました。
具体的な利用の流れ
このサービスは、ご自宅から出ることなく、わずか3ステップで完結します。具体的には、まず注文を行い、次に回収のための準備をし、最後に集荷を待つのみです。手間いらずで、思い出の品を困っている子どもたちのために活かすことができます。
教育に与える影響
「キッチンde給食」では、単に食事を提供するだけでなく、教育の向上にも寄与しています。TFTによれば、給食が提供されることで、学校へ通えなかった子どもたちが戻ってくるようになり、出席率が大幅に改善されています。例えば、ルワンダのバンダ村の学校では出席率が60%台から100%に達した報告もあります。このように、1食の給食が教育と未来を変える鍵となっています。
今後の可能性
JRSCは、これまでに92,131人分の給食を届け、833,842点のキッチン用品を活用しています。今後も、不要な物を海外で活かし、新しい価値を創造することに努め、雇用の創出と自立支援を続けていきます。また、姉妹シリーズとして「古着deワクチン」や「着物deお針子」といったサービスも展開中です。
最後に
この機会に「キッチンde給食」を利用して、あなたのキッチン周りをスッキリさせつつ、世界の子どもたちに貢献しませんか?
詳細は公式サイト(
https://kitchendekyushoku.jp/)をご覧ください。