京都工場でのPPA開始
2025-03-19 12:06:21

日本製紙クレシア、京都工場におけるPPAサービス開始の意義

日本製紙クレシア、京都工場での新たな挑戦



日本製紙クレシア株式会社は、京都工場において新たなエネルギーソリューション、オンサイトPPA(Power Purchase Agreement)サービスの提供を開始しました。このプロジェクトは、大阪ガス株式会社の子会社であるDaigasエナジー株式会社と株式会社山善の共同によるもので、再生可能エネルギーを活用した持続可能な事業運営を目指しています。

PPAサービスの概要



PPAサービスとは、発電者と電力消費者の間で締結される電力販売契約で、ここでは特に太陽光発電によるエネルギー供給が重要です。Daigasエナジーは、京都工場において4,057kWの太陽光発電システムを設置し、発電された再生可能エネルギーを日本製紙クレシアに20年間供給・販売する予定です。この取組みにより、年間で約1,853トンのCO2排出削減が見込まれており、環境保護に大きく寄与することが期待されています。

DayZpowerプロジェクトの経緯



今回のプロジェクト「DayZpower」は、Daigasエナジーと山善の共同事業として位置づけられています。具体的には、山善が顧客や取引先にサービスの提案を行い、Daigasエナジーがシステムのエンジニアリングや維持管理を担当します。日本製紙クレシアにとっては、これが第1号案件となり、2023年3月には開成工場に439kWの太陽光発電システムの設置が完了しています。さらに、2024年には興陽工場や東京工場でもそれぞれ320kWのシステムが導入される予定です。

企業の目指す方向性



Daigasグループは「エネルギートランジション2050」を掲げており、脱炭素社会の実現に向けた技術やサービスの開発に注力しています。具体的には、気候変動など社会課題の解決に寄与する製品やサービスを提供し、持続的な成長を実現することを目指しています。この取り組みは、企業だけでなく社会全体にとっても重要な意義を持っています。

終わりに



日本製紙クレシアの京都工場でのPPAサービスの開始は、再生可能エネルギーの利用促進に向けた重要なステップです。今後も、このような取り組みが全国に広がり、より多くの企業が持続可能な成長を実現することを期待しています。これにより、企業のビジネスも進化し、環境への配慮が一層強まっていくことでしょう。


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会社情報

会社名
Daigasグループ
住所
大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2号
電話番号

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