グリップルジャパン、新型ブラケットを販売開始
兵庫県神戸市に本社を置くグリップルジャパン株式会社は、引き続き多くの実績を持つBCJ評定を取得した「グリップル・B種耐震振れ止めワイヤ工法」に、革新的な新型ブラケットシリーズが追加されたことを発表しました。この技術革新は、工事現場の省施工を更に推進することを目的としています。
革新の背景
最近の建築業界では、設備施工の省力化が強く求められており、昨今の残業規制もあって効率性が重視されています。本社では、このような市場のニーズに応えるべく、新たなブラケットソリューションの開発を行いました。
新しいブラケットの特長
今回の新型ブラケットには、以下のような特徴があります。
1.
幅広いサイズ対応:新型ブラケットは、直径2mm、3mm、4.75mm、6mmのワイヤに対応し、ダクトやケーブルラック、レースウェイ、単管パイプなど、多種多様な用途で使用できます。
2.
後付けの利便性:後付けブラケットは2mmから6mmの全サイズに対応。吊り作業終了後の振れ止め施工が容易になります。
3.
コンパクト設計:小型ブラケットは40mmから24mmに幅を削減し、軽量化を実現しました。これにより狭い場所でも施工が可能です。
4.
ネグロス金具の新規評定:従来は評定が無かったため使用が難しかったネグロス金具について、新たに評定を取得しました。これにより多くの現場での使用が期待されます。
5.
施工性の向上:従来は2枚重ねで使用していた6mm用ブラケットが、1枚で耐力機能を発揮できるようになり、施工が効率化されます。
バリエーション一覧
新型ブラケットは以下の4つのバリエーションがあります。
- - 後付けブラケット:高108×幅46×厚6mm(3/8・1/2兼用)
- - 小型ブラケット:高67×幅24×厚4mm(3/8用)
- - ネグロス金具:3/8ボルト対応、レースウェイや冷媒管に最適
- - 従来標準ブラケット:高76×幅40×厚4mm(3/8・1/2用)
導入のメリット
新型ブラケットの導入によって、施工の柔軟性が大幅に向上します。改修工事やリノベーションプロジェクトでの適用性が改善され、現場の異なる状況下でも適切なブラケットを選択することが可能になります。また、2024年には正式な評定を取得し、厳格な耐震基準をクリアした信頼性の高い製品として市場での需要が期待されます。
展示会情報
グリップルジャパンは、2025年5月28日から30日まで開催される「インテックス大阪JECA FAIR 2025 ~ 第73回電設工業展 ~」に出展予定です。これは業界関係者が集まる重要なイベントで、最新の技術を体験する良い機会です。
- - 会場:インテックス大阪 2・3・4・5号館 (〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-5-102)
- - 日時:2025年5月28日(水)10:30~17:00、29日(木)10:00~17:00、30日(金)10:00~16:30
この度の新型ブラケットは、施工現場において更なる効率化と安全性の向上を実現するための重要な一歩です。業界の変化に即した革新的な製品を提供することで、グリップルジャパンは未来の建築物の安全を支えます。