AGESTとNTTレゾナントテクノロジーが挑むAIテスト自動化の未来

AGESTとNTTレゾナントテクノロジーが手を組む

株式会社AGESTが、NTTレゾナントテクノロジー社と共同で新たなテスト自動化の実現を目指す取り組みを開始しました。この連携は、AIを活用したテスト管理ツール「TFACT」と、リモートで実機検証が行える「Remote TestKit」によって成り立っています。これにより、ソフトウェアテストの品質と効率を大幅に向上させることを目的としています。

AGESTの新たな試み

AGESTは、東京都文京区に本社を構え、ソフトウェアの品質向上に特化したテスト会社です。同社の独自のテスト管理ツール「TFACT」は、AI機能を標準搭載しており、今回の正式リリースを迎え、さらなる利用拡大を図ります。AGESTは、ミッション「SAVE the DIGITAL WORLD」のもと、のデジタル社会の安全性を高めるとともに、ソフトウェアテストのニーズに応え続けます。

NTTレゾナントテクノロジーとRemote TestKit

NTTレゾナントテクノロジーは、顧客体験(CX)向上を目指し、スマートフォン向けのサービスを開発・検証する企業です。彼らの提供するCloud型実機検証サービス「Remote TestKit」では、約1,200台に及ぶスマートフォンをインターネット経由でレンタルできるため、物理的な端末が不要。これにより、自動テストとの親和性も高まり、多くの企業がこのサービスを採用しています。実際には、これまでに国内外で累計2,000社以上の導入実績があります。

TFACTとRemote TestKitの連携

今回の取り組みでは、AGESTが展開する「TFACT」の次世代技術をNTTレゾナントテクノロジーの「Remote TestKit」と組み合わせることで、実機環境でのテスト検証を大幅に効率化します。これにより、より迅速かつ正確なソフトウェアテストが実現し、企業のデジタルプロジェクトへの支援が強化されることが見込まれています。

期待される成果

TFACTは、先行導入から既に100件以上の問い合わせを受けており、企業のニーズは高まっています。AGESTはAI技術を活用し、今後のソフトウェアテスト需要の増加に対応するための体制を整え、事業の拡大を推進していく計画です。この連携により、デジタル社会の進化と企業の成長を支える取り組みが進化することを期待しています。