新しいオフィス空間
2024-09-30 16:53:52

オカムラと日立、無人店舗「CO-URIBA」で働きやすいオフィス空間を提案

オカムラと日立の共創で進化するオフィス空間



株式会社オカムラと株式会社日立製作所が、無人コミュニケーション店舗「CO-URIBA」を活用した新たなオフィスづくりのプロジェクトを開始しました。この取り組みは、特にリモートワークが普及する現代において、職場内のコミュニケーション不足を解消し、従業員同士の交流を促進することを目的としています。

無人コミュニケーション店舗「CO-URIBA」とは


「CO-URIBA」は、日立が提供する小型の無人店舗で、最新のサイネージ技術、センサー機能、生体認証を組み合わせ、従業員がスムーズに商品を購入できる環境を提供します。利用者は、事前に登録された顔認証を用いて店舗にチェックインし、商品を手に取るだけで簡単に決済が完了します。

さらに、特筆すべきは「ありがとうクーポン」という機能です。これは従業員同士で感謝の気持ちをクーポンとして贈りあい、職場内の関係をより深めることを目的としています。感謝がコミュニケーションの活性化につながることを期待し、企業内の連帯感やモチベーションの向上を図ります。

時代背景とウェルビーイングの重要性


最近では、人的資本経営や健康経営が重視されるようになり、従業員のウェルビーイングに対する関心が高まっています。特に、ハイブリッドワークスタイルの浸透が進む中、職場での人とのつながりが希薄化していることが問題視されています。そんな中、「CO-URIBA」の導入は、職場内のコミュニケーションの活性化に寄与する重要な試みと言えるでしょう。

オカムラでは、心と体の調和を図る「WELL at Work」という理念の下、仕事環境の改善に取り組んでいます。自社オフィス「CO-EN LABO」は、健康的な空間づくりを評価する国際的な認証「WELL Building Standard」で最高ランクのプラチナを取得しており、従業員一人ひとりが最大限にパフォーマンスを発揮できるような環境が整えられています。

「CO-URIBA」の効果測定と今後の展開


本プロジェクトでは、オカムラの2つのオフィス拠点に「CO-URIBA」を導入し、感謝の気持ちを通じたコミュニケーションの活性化を検証することが計画されています。2024年9月から11月にかけての期間中、導入された店舗での利用状況や従業員の反応についてデータを収集し、効果を分析します。これにより、今後のオフィス空間提案のための新たな価値創出を目指します。

企業の取り組みへの期待


オカムラと日立は、「CO-URIBA」を通じて企業のオフィス環境に新しい風を吹き込もうとしています。その結果、従業員のウェルビーイング向上はもちろん、企業のエンゲージメントや人材育成にも寄与することが期待されます。

今後、Oかムラは他の企業への「CO-URIBA」の展開も計画しており、さらなる企業のコミュニケーション活性化ツールとして期待されています。これにより、より働きやすいオフィス環境の実現に向けて、先進的な取り組みが進められることでしょう。

企業の社会的責任として、従業員の幸福度を向上させる取り組みは、今後さらに重要になると考えられます。オカムラと日立の共創によるこのプロジェクトが、他の企業にも良い影響を与えることを期待したいです。


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会社情報

会社名
株式会社オカムラ
住所
神奈川県横浜市西区北幸1丁目4番1号天理ビル19階
電話番号
045-319-3401

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