トヨタ・モビリティ基金の新たな取り組み
2025年度に向けて、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(TMF)と東京大学One Earth Guardians育成機構(OEGs)が共催する「Good Life on Earth」プログラムが始まります。このプログラムは、高校生や大学生を対象に、地球の未来に繋がるアイデアを支援するものです。
「Good Life on Earth」の目的
トヨタは創業以来、様々なステークホルダーを大切にし、社会の豊かさを追求してきました。このプログラムでは、若い世代の力を借りて、環境や社会問題に対処する斬新なアイデアを実現しようとしています。特に、2025年度は7名の学生が新たに採択され、これまでの1期生から4期生までの29名とともに活動を進めていくこととなります。
キックオフイベントの開催
2023年9月13日から15日の間に、東京大学のフードサイエンス棟でキックオフイベントが開催されました。このイベントでは、新たに採択された学生たちが集まり、東京大学の教授による講演を聴いたり、研究室見学を行ったりする機会が設けられました。こうした経験は、参加者にとって非常に価値のあるものであり、アイデア実現に向けた刺激となったことでしょう。
メンター制度の導入
プログラムでは、参加する学生たちそれぞれにメンターがつきます。メンターは最先端の研究者であり、彼らからのアドバイスや指導を受けることができるため、参加者は自分のアイデアをさらに磨くことができます。また、参加者同士の交流も重視されており、同じ志を持つ仲間と意見を交換することができる場が提供されます。
佐々木彩乃さんや嘉手納杏果さんの受賞
新たに採択されたメンバーには、東京在住の高校1年生の嘉手納杏果さんや、神奈川に住む高校2年生の佐々木彩乃さんなどがいます。彼らは、自身のアイデアを通じて、地球の未来に貢献することを目指しています。また、大学生の彦野沙彩花さんや山本若菜さんも加わり、多様な視点からプログラムに参加します。
SNSを通じた情報発信
このプログラムは、InstagramやYouTube、noteなどのSNSを通じても情報が発信されています。参加者たちの活動や研修の様子がSNSで公開されており、地元のコミュニティや若い世代に向けたメッセージを発信しています。今後の取り組みについては、公式のウェブサイトやSNSをご覧いただければと思います。
トヨタのビジョン
トヨタ・モビリティ基金は、2014年に設立され、モビリティを通じた豊かな社会づくりへの貢献を目指しています。世界中で様々なプロジェクトを展開し、移動に関する課題に対処しています。このプログラムも、その一環として考えられており、若い世代が自らの手で未来を形作る能力を育てることを目的としています。
このような取り組みを通じて、トヨタ・モビリティ基金は次世代のリーダーを育成し、地球の未来に影響を与えることを目指しています。