Neatが国際規格ISO/IEC 27001を取得
2025年7月3日、Neatframe株式会社は、国際的な情報セキュリティマネジメントの規格であるISO/IEC 27001:2022の認証を取得したと発表しました。これにより、Neatは世界基準の情報セキュリティ体制を整え、より信頼性の高いビジネス環境を提供しています。
ISO/IEC 27001とは
ISO/IEC 27001は、情報資産の保護やリスク管理、インシデント対策などに関する国際的な標準規格です。この認証は、企業が重要な情報を守るための厳格な管理体制を持っていることを証明します。また、グローバル企業にとっても信頼の証となります。
Neatの取り組み
Neatはこの認証取得にあたり、以下の重要なステップを踏んでいます:
1.
ギャップ分析の実施:現状の情報セキュリティ体制を国際基準と比較して、改善点を明確化。
2.
リスクアセスメントの実施:業務内容や使用しているシステム、リスク要因を組織全体で評価。
3.
ISMSの構築:30本以上のセキュリティポリシーを整備し、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)を構築。
4.
改善措置の実施:災害復旧やプライバシー保護を含む対応策を整備。
5.
全社員向けセキュリティ研修の実施:フィッシング対策なども含めた実践的なトレーニングを実施。
6.
外部監査の完了:DNVによる最終監査を通過し、認証を取得。
企業文化と信頼の証
NeatにとってISO/IEC 27001認証は、単なる証明書に留まらず、企業としての責任や信頼性を象徴するものです。顧客にとっては、重要な会議やビジネス情報が厳格な管理のもとで扱われていることに安心感を与えます。また、パートナーにとっては、信頼できる取引先としての証明となり、共同開発や大規模な導入の際のセキュリティ要件を満たしています。さらに従業員は、セキュリティ重視の企業文化が業務や製品設計に反映されることに誇りを感じています。
継続的なセキュリティ強化
Neatは、セキュリティとコンプライアンスを一度限りの対応にせず、継続的に強化することを重視しています。今後は監査対象を拡大し、製品開発においてもプライバシー保護を考慮した設計を推進していく方針です。顧客に対して「より簡単に、より安全に、より良く」利用できるソリューションの提供に努めます。
Neatの概要
Neatframe Ltd.は2019年にノルウェー・オスロで設立されたビデオテクノロジー企業で、革新的なビデオ会議デバイスを提供しています。現代のワークプレイスに対応するクラウドベースの製品は、フレキシブルなミーティング体験をもたらし、様々な業種・規模の企業に広く採用されています。日本法人は2021年7月に設立され、日本市場でもその便利さと信頼性が評価されています。
詳しくは
Neat公式サイトをご覧ください。