湖南市立日枝中学校への時計寄贈で地域と学校が連携
滋賀県湖南市にある株式会社ナカザワが、同市立日枝中学校に掛け時計14台を寄贈しました。この取り組みは、生徒たちの「廊下に時計があったら」という要望からスタートしたものです。2026年8月10日、湖南市役所において、湖南市長から株式会社ナカザワの代表取締役社長、中澤実仟盛氏へ感謝状が授与されました。
生徒の声がきっかけに
日枝中学校では、授業の移動や廊下を歩く際に時間を確認できないという問題が生徒から指摘されていました。そこで、生徒会は「校内の時計を増やす」という公約を掲げ、生徒たちが具体的な行動に移すこととなります。ベルマークを集めて2台の時計は自分たちで確保しましたが、残り14台の必要性に気づいた生徒会は、地域企業である株式会社ナカザワに支援を求める手紙を送りました。
この手紙には、授業への移動に急いでしまう状況や、自身の力で時計を獲得しようと努力している生徒の思いが綴られていました。これを受けて、株式会社ナカザワは生徒たちの主体性と行動力に感銘を受け、寄贈を決定しました。
時計寄贈のセレモニー
2026年7月17日、日枝中学校の全校集会において、寄贈された時計の贈呈式が行われました。全校生徒が見守る中、時計14台が生徒たちへ手渡され、その場で感謝の意が表されました。時計はただの時間を示す道具ではなく、時間の大切さや自主性を育む教訓を与えるものとされ、生徒たちの活動が地域にも良い影響を与えることが期待されています。
感謝状の授与
8月10日の市役所での感謝状授与式では、市長が中澤社長に対し、「生徒たちが自らの課題を見つけ、改善方法を考え、行動することが素晴らしい」と高く評価しました。また、ナカザワの中澤社長も、初めて生徒たちから手紙をもらい、その積極性に心を動かされたことを伝え、今後も地域に貢献していく意欲を表明しました。
地域と教育の架け橋
今回の時計寄贈は、生徒たちと地元企業が協力した結果だと言えます。生徒たちが当たり前だと思っていた授業の合間に見る「時間」という要素が、彼ら自身の行動を通じて改善されることとなりました。ナカザワはこの寄贈を通じて、地域全体で子どもたちの教育を支える意識を高めるきっかけにしたいと考えています。
今後も地域社会に根差した重要な取り組みを進めていく株式会社ナカザワ。私たちもその動きを注視し、地域の未来を見守っていきましょう。