BYDが91位!
2025-08-06 11:43:29

BYD、2025年フォーチュン・グローバル500で91位を獲得し初のトップ100入りを達成

2025年7月29日、米国の『フォーチュン』誌が発表した「フォーチュン・グローバル500」で、中国のBYDが91位にランクインしたことが大きな注目を集めています。この順位は、前年の143位から大幅に上昇したもので、初のトップ100入りを果たしたことを意味します。BYDは2022年に初めてこのランキングに登場して以降、4年連続の選出を受けており、企業の成長と技術革新が国際的に認められた結果と言えるでしょう。

BYDは、ITエレクトロニクス、電気自動車、新エネルギー、モノレールといった多岐にわたる分野で事業を展開しています。特に電気自動車(EV)市場への進出が功を奏し、2024年には売上高が前年比29%増の7,771億元(約16兆705億円)を達成しました。また、新エネルギー車(NEV)の販売台数は427万台に達し、前年比41%の成長率を誇っており、世界のNEV乗用車販売で3年連続首位を獲得するまでに至りました。

BYDの企業理念は「技術を基盤に、イノベーションを原動力に」。この理念に基づき、2024年には542億元(約1兆1,213億円)を研究開発に投資しており、過去14年間のうち13年間で、純利益を上回るR&D投資を行ってきました。このような取り組みが、「ブレードバッテリー」や「DiSusインテリジェント車体制御システム」、さらには「メガワット急速充電」といった革新的技術の開発を可能にしています。

さらに、BYDはグローバル展開の加速に注力しており、2025年の上半期には海外での乗用車とピックアップトラックの販売台数が47万台を超える見込みです。欧州支社の設立や、ブラジル工場の初出荷、タイにおける9万台目のNEV納車など、数多くのマイルストーンを達成しています。現在、BYDの新エネルギー車は112の国と地域で展開されており、持続可能なモビリティをグローバルに提供しています。

フォーチュン・グローバル500で91位にランクインしたことは、BYDの革新力と競争力が国際的に評価された証拠です。今後もBYDは「地球の温度を1℃下げる」目標を掲げ、持続可能な未来のための価値創出を続けていく計画です。

【BYDグループの概要】
BYDグループは1995年に設立され、中国の深圳を本拠地とするグローバル企業です。バッテリーメーカーとしてスタートした同社は、ITエレクトロニクス、自動車、新エネルギー、都市モビリティなど多岐にわたる事業を展開しています。特に、電気自動車の分野では、現在6大陸、110以上の国と地域、400以上の都市で展開しており、ブレードバッテリーやe-Platform 3.0といった独自技術を強みとしています。

また、個々の技術開発に加え、環境負荷の低い交通手段への移行を推進し、世界中のEVシフトを先導する企業としての地位を築いています。詳しい情報は、公式サイト(https://www.bydglobal.com)を参照してください。

【BYD Autoについて】
BYD Autoは2003年に設立され、純電動車とプラグインハイブリッド車の開発に注力しています。こちらのセクターでは、バッテリーから電動モーター、パワーエレクトロニクス、車載半導体に至る全バリューチェーンにおける中核技術を保有しています。特に、ブレードバッテリーや革新的なハイブリッド技術をいち早く実用化し、化石燃料車の製造停止を世界で初めて果たした自動車メーカーとして記録されています。正確な情報は公式サイト(http://www.byd.com/)で確認できます。


画像1

会社情報

会社名
BYD JAPAN 株式会社
住所
神奈川県横浜市神奈川区金港町1番地7 横浜ダイヤビルディング19F
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: BYD 電気自動車 グローバル500

Wiki3: BYD 電気自動車 グローバル500

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。