越境取引における人気ファッションブランド
楽天グループが運営するフリマアプリ『楽天ラクマ』と株式会社FROM JAPANが、2025年の越境取引データを基に、国・地域ごとの人気ファッションブランドランキングを発表しました。この調査は、2024年から行われ、今回が三回目となります。このランキングでは、特に取引数が多い10の国と地域別に集計されています。
アメリカ
アメリカでは、引き続き『LOUIS VUITTON』が3年連続で首位を獲得しました。続いて『GUCCI』が2位、3位には『CHANEL』が入りましたが、昨年4位だった『CHRISTIAN DIOR』は順位を下げ、『COACH』と『UNIQLO』が新たにトップ5に名を連ねました。多くのアメリカのユーザーは20代で、特に長財布が好まれている傾向があります。『LOUIS VUITTON』の長財布は、1998年に登場した『ヴェルニ』ラインが特に人気です。またSNSの影響を受けて、トレンドのバッグの中身を見せる文化が浸透し、アナログなアイテムとして長財布の需要が高まっています。
香港
香港では、『Supreme』が引き続き首位、2位に『HERMES』、3位に『CHANEL』が続く結果となりました。特に『Supreme』のメンズTシャツや帽子が人気を集めています。香港の市場は成熟しており、高年齢層の利用者が多いことが特徴です。バッグやジュエリーの取引が盛んで、『HERMES』やヴィンテージデニムが支持される傾向にあります。
イギリス
イギリスのランキングでは『HERMES』が首位、2位は『COACH』、3位には日本の『G-SHOCK』が選ばれました。特に『HERMES』ではネクタイが多く取引されています。英国内では20代から30代の男性が中心で、トラッドファッションの影響でネクタイニーズが高まっています。
オーストラリア
オーストラリアでは『COACH』が2年連続で首位に立ち、続いて『SEIKO』や『LOUIS VUITTON』が続きます。実用性とブランド価値を兼ね備えた商品が人気です。男女比が半々で、特に20~30代のユーザーが多く見受けられます。
オランダ
オランダでは『GUCCI』が新たにトップとなり、『LOUIS VUITTON』や『CHANEL』が続きます。特に『GUCCI』のショルダーバッグが好評です。また、20代女性による支持が多いことも特徴です。
カナダ
カナダでは日本の『SEIKO』と『UNDERCOVER』が首位と2位を占める結果となりました。特に低価格帯製品が多く取引されており、日本ブランドの人気が高まっています。20~30代男性が主な利用者層です。
台湾
台湾では日本の『GRACE CONTINENTAL』が1位、2位に『Wacoal』が入るなど、女性を中心にレディースファッションの取引が行われています。女性層の40〜50代が特に対象で、フェミニンなデザインが受け入れられています。
フランス
フランスでは『GUCCI』が首位で、『Chloe』『OMEGA』なども人気です。アナログ腕時計の需要が高まりつつあり、日本のリユース市場における高級腕時計の取引が増えているのがわかります。
シンガポール
シンガポールでは日本ブランド『SEIKO』が引き続き人気で、特に30代男性の利用者が多く見られます。希少性の高い商品に対する需要が特徴です。
ドイツ
ドイツでは『GUCCI』が二年連続で首位という結果に。日本ブランドの取引が増え、品質の高さが評価されています。
まとめ
全体的に、越境取引においてはリユース市場の需要が増加していることが明らかで、特にラグジュアリーブランドの人気が集まっています。『楽天ラクマ』と『FROM JAPAN』は、今後も越境取引を促進し、持続可能な社会の実現を目指す取り組みを進めていく予定です。