イシス編集学校 第55期基本コース[守]がスタートします
2025年の春、イシス編集学校が新たな挑戦として第55期基本コース「守」を開講します。このコースでは、特に田中優子氏が師範代として初めて登壇し、受講者に直接指導を行うことが大きな特徴です。彼女は江戸文化研究の第一人者であり、法政大学の名誉教授でもあります。
概要とカリキュラム
イシス編集学校は、今年で開校25周年を迎えました。2000年に設立された当校は、インターネットを利用して「編集術」を学ぶ独自のスタイルを採用し、オンラインでの教育を実現しています。松岡正剛氏が提唱する「方法の知」を基盤に、受講者は自らの発想力、企画力、そして表現力を磨くことができます。
第55期の基本コースは、受講生が段階的に成長できるように、「守」「破」「離」の3つのステップで構成されています。このコースの開始日程は2025年5月10日で、受講申し込みは4月27日が締切です。
渡された知恵
田中優子氏は、これまでもイシス編集学校のさまざまなプログラムに関わってきましたが、今回のコースでは師範代として、自身の教室を持つことで、より一層の支援を行います。彼女の指導によって、一人ひとりの受講者の可能性を引き出し、変化をもたらす「指南」が行われます。受講生は、各教室で個別指導を受ける形で、深い学びを得ることができるでしょう。
特別講義の導入
さらに、2025年7月6日には元外交官で作家の佐藤優氏による「編集特別講義」が開催されます。この講義は、編集工学の重要性とその技術に関する理解を深めるための重要な機会となるでしょう。佐藤氏は過去にもイシス編集学校と関わりがあり、編集に対する彼の視点は受講者に大きな刺激を与えると期待されています。
ライブ配信イベント「伝習座」
また、2025年4月5日には「伝習座」として一般開放される特別イベントが予定されています。このイベントでは、田中優子氏が「江戸のあやかり編集術」をテーマにして講義を行い、講義は無料でライブ配信されます。事前のお申し込みは不要で、誰でも参加できるため、興味があればぜひ参加してみてください。
進化し続けるイシス編集学校
イシス編集学校は、松岡正剛校長が2024年に他界した後も、進化と発展を続けています。これからも新しい取り組みを通じて、編集工学を重視した教育を推進していくでしょう。興味を持たれた方はぜひ、記載のリンクから詳細情報をチェックし、受講申し込みを行ってください。
最後に
編集力がますます求められる現代において、イシス編集学校の第55期基本コース[守]は、未来の編集者を目指す方々にとって貴重な学びの場となることは間違いありません。この機会をお見逃しなく!