社員の自主性を引き出す社会課題解決の新手法とは
近年、多くの企業が従業員自らが提案する「社内公募」型の制度を導入しています。この制度は、新事業の立ち上げや人材育成を促す効果が期待され、自律的な働き方を支援するものです。特に、社員のエンゲージメントを高め、創造性を引き出すために、「学びの場」をいかに設計するかが重要なテーマとなっています。
社内公募型制度の背景
従来のトップダウン型の組織運営から脱却し、社員自身が意欲的に事業に取り組むスタイルが求められています。この潮流に伴い、企業は自然と自律型人材を育成する必要性に迫られています。そのため、実際の社会課題に焦点を当てたオンライン講座「RUSH」が登場しました。この講座は、社会問題の構造解説を通じて、社員が自発的に問題を発見し、解決策を考える力を養うことを目的としています。
RUSHの特徴と効果
リディラバが提供するRUSHは、短時間で本質を理解できるシステム思考を導入しており、参加者は実際の社会課題を題材に学びます。全体で10分のテーマが連続するこの講座は、社会課題の複雑性をより深く理解することができます。このような学びの場は、単なる知識の獲得ではなく、実社会で自立して行動できるスキルの育成に繋がります。
ロッテの事例
今回は、株式会社ロッテの社内ビジコン担当者である佐藤崇晴氏をゲストに迎え、同社が運営する新規事業創出プラットフォーム「ミライアカデミア」について紹介します。佐藤氏は新事業の立ち上げにおいて、社員が自らエンゲージし、積極的に挑戦できる環境作りに力を注いでいます。
ミライアカデミアの概要
ミライアカデミアは、社員の成長を促し、新しい事業の創出を目指すプラットフォームです。この取り組みには、年々多くの社員が参加しており、RUSHを導入したことで、より充実した学びを得ることができています。実際に参加した社員からは、新しい視点での課題解決ができるようになった、また、自身の成長を強く実感しているという声が寄せられています。
開催概要
このオンラインイベントは、2024年12月18日(水)12:00から13:00にZoomで開催されます。参加費は無料で、当日参加できなかった方にはアーカイブ動画が提供されます。新事業開発や自律型人材育成に興味のある企業担当者の方々にぜひご参加いただきたいです。
まとめ
RUSHのようなオンライン講座は、企業の人材育成や新規事業開発において有効なアプローチといえるでしょう。産業の変化に伴う社会課題に対する理解を深めることで、次世代のリーダーシップやイノベーションの創出に繋がることが期待されます。参加を希望される方は、ぜひこの機会にお申し込みください。