大津市が関西みらい銀行と連携協定を締結
滋賀県大津市は、地域の経済を活性化させるために、株式会社関西みらい銀行との間で連携協定を結びました。この取り組みは、大津市の地域産業振興条例と中小企業・小規模企業振興ビジョンに基づいて行われています。
1. 締結式の概要
締結式は2025年4月18日(金)14時から、大津市役所の特別応接室で執り行われました。出席者には関西みらい銀行の代表取締役社長である西山和宏氏や各部門の責任者が参加し、大津市からは市長の佐藤健司氏が出席しました。
2. 連携の内容
この連携協定は以下のような多岐にわたる項目を含んでいます:
- - 中小企業の経営力向上と持続可能な発展に向けた支援
- - 創業及び新産業の創出
- - 人材の確保と育成
- - 企業誘致
- - その他地域経済の活性化に向けた政策の協力
これらの活動を通じて、大津市の中小企業や小規模企業の振興、ひいては地域全体の経済の活性化を図ります。
3. 地域振興の新たな試み
連携協定の発足にあたっては、「ご当地ファンド」という地域振興寄付型のファンドの創設が予定されています。このファンドは地域産業の振興を目指すものであり、市内企業の魅力を発信する活動などにも取り組む方針です。
さらに、「企業版夢づくりプロジェクト」への支援やクラウドファンディングを利用した地域振興の検討も行われています。これにより、大津市内への企業誘致を促進し、地域経済を一層活性化させる狙いがあります。
4. 今後の見通し
大津市は、関西みらい銀行との連携を通じて、地域の中小企業が持つ潜在能力を引き出し、活性化を図ることを目指しています。これにより、大津市は多様な中小企業とともに成長し、個性豊かな経済圏を形成することが期待されています。
この新たな一歩が、地域経済にどのような影響を与えるのか、今後の動向に注目です。