2025年3月のインターネット速度ランキング
株式会社イードが提供するRBB TODAYが、2025年3月のインターネット回線速度の測定データを発表しました。この調査は、129,369件の速度測定を集計したもので、各地域やサービス提供者のパフォーマンスを示しています。特に注目されるのは近畿地方における近鉄ケーブルネットワーク(KCN)の位置づけです。
各キャリアの5G平均速度
まず、5Gの平均速度に関するランキングを見てみましょう。
- - NTTドコモ: 280.79 Mbps
- - KDDI: 253.25 Mbps
- - ソフトバンク: 137.59 Mbps
- - 楽天モバイル: 113.61 Mbps
このデータは、スマートフォンへの5G接続に関するユーザー体験を示しています。特にNTTドコモとKDDIは高い速度を誇っていますが、ソフトバンクや楽天モバイルは相対的に低い速度となっています。
Wi-Fi接続時の速度ランキング
次に、Wi-Fi接続での固定回線サービスのランキングを確認します。トップに立ったのは、
auひかり(ホーム5ギガ)で、549.37 Mbpsという驚異的な速度を記録しました。以下のように続きます。
1.
コミュファ光(マンションF10G): 500.94 Mbps
2.
CATVインターネット(1Gbps~): 490.47 Mbps
3.
ビッグローブ光(マンション10ギガタイプ): 477.55 Mbps
特に注目されるのはビッグローブ光の存在で、特にマンションタイプで優れたパフォーマンスを発揮しています。また、コミュファ光も多くの計測で高いパフォーマンスを維持しています。
地域別の速度動向
地域別の速度にも注目です。特に近畿地方でKCNは490.47 Mbpsでトップに立っています。これは、同社が提供する多様な速度サービス(1G、5G、10G)によるものと考えられます。
同様に、関東ではソフトバンク光が2位を記録したほか、東海地域ではビッグローブ光が高評価を得ています。このことから、地域ごとに異なる通信事業者の競争状況が明らかになっています。
10Gサービスの昇進
詳しく見ていくと、今多くの事業者が力を入れている10Gサービスの動きも興味深いです。全国の10Gサービスの中で1位に輝いたのは、
コミュファ光(マンションF10G)で、500.94 Mbpsという速度を記録しました。その後、
ビッグローブ光(マンション10ギガタイプ)や
ドコモ光(10ギガマンション)も続いており、特にマンション向けのサービスが人気を博しています。
今後は、この高速度インターネットサービスの進展による地域社会への影響が期待されます。特にファイバーのインフラが整っていない地域でも、その恩恵を受けることが可能になるかもしれません。
このデータを基に、各ユーザーは自分に合ったインターネットサービスを選んで、快適なネットライフを楽しんでいただきたいと思います。
まとめ
2025年3月分のRBB SPEED TESTのデータから見えるネットワークの傾向は、今後のサービス展開において重要な示唆を与えてくれるものです。インターネット速度における地域別の変化を踏まえ、各事業者の提供するサービスの理解を深めることが、成長を遂げるデジタル社会の一助となるでしょう。