近年、美容医療への関心が高まり、多くの人々がその効果を実感しています。特に、肌の悩みとして多く挙げられているのが毛穴の開きです。この毛穴の問題に対して、ポーラ化成工業株式会社は美容医療施術とデクスパンテノールWを組み合わせた新しいアプローチを試みています。
ポーラ化成工業が、ALOOP CLINIC & LABと共同で行った研究によれば、デクスパンテノールWという有効成分を持つ製剤を使用した複合ケアが毛穴の開きを効果的に改善することが示されました。デクスパンテノールWは、メラニンの生成を抑制し、肌荒れを防ぐ効果を持つため、スキンケアでも注目されています。
研究の背景
この研究は、神奈川県横浜市に本社を置くポーラ化成工業と東京都中央区のALOOP CLINIC & LABによって実施されました。研究では、マイクロニードルRF(高周波電流を用いた施術)とデクスパンテノールW配合製剤の併用が検証されました。
総勢30名を対象に1か月ごとに3回のマイクロニードルRF施術を行い、施術後のケアとしてデクスパンテノールWを配合した製剤を使用した側と、プラセボ(効果がない成分で組成された製剤)を使用した側を比較しました。結果、デクスパンテノールW配合製剤の使用で、頬の毛穴開きの改善がより顕著であることが確認され、既存の施術単独よりも高い効果と早期の改善が見られました。
効果的なケア
具体的には、複合ケアによる毛穴の改善効果には、単独の施術と比べてより大きな変化が見られ、デクスパンテノールWを使用した方が早期に効果を実感できたことがデータとして示されています。この結果を受け、ポーラ化成工業は、複合ケアの有用性が新たに証明されたと発表しました。
また、毛穴の開きを評価する基準となる「毛穴グレード標準写真」の作成にも成功しており、専門医による評価で複合ケアの効果が客観的に確認されています。
これからの展望
これまでにも、ポーラ化成工業は顔のたるみや肝斑に対するケアの研究を、その安全性や効果を確認してきました。デクスパンテノールWを用いることで、より高い改善効果が得られる可能性が浮上し、このアプローチが今後の美容医療において新たなスタンダードになることが期待されています。
今後もポーラ化成工業は、安全で効果を実感しやすい美容ケアを提案していくことでしょう。これにより、多くの人々が素肌への自信を持つことができる日が来ることを願っています。
ALOOP CLINIC & LABの紹介
新たに開院したALOOP CLINIC & LABは、皮膚科に特化した美容医療クリニックです。院長を勤めるのは、長年にわたり臨床研究を進めてきた山﨑研志氏です。このクリニックでは、ポーラ化成工業との共同研究も進めており、最新の美容医療を多くの患者に届けることを目指しています。
【住所】
東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル4階
【連絡先】
電話番号: 0120-506-182
【診療時間】
月・水・金・土・日: 11:00 - 20:00
火・木: 10:00 - 18:00
休診: 年末年始、不定休
ポーラ化成工業は今後も新たな施策に挑戦し、より良い美容医療サービスを提供し続けることでしょう。