世界5ヵ国連携による起業家育成プロジェクト
関西国際大学が主導する「産学官連携ベンチャー・エコシステムの創成」プロジェクトは、5年間にわたり世界5ヵ国の大学と協力して、起業家教育を推進します。このプロジェクトは、神戸市での国内プログラムを中心に構成されており、Innovation Dojo Japanがその企画と運営を担当しています。
プロジェクトの目的
このプロジェクトの主要な目的は、国内外の大学生に対して起業家精神を醸成し、スタートアップエコシステムの理解を深めることです。学生たちは異文化環境の中で協働し、国際的な問題解決に向けたスキルを高めることが期待されています。プログラムの最終日には、国際学生起業家会議が開催され、学生たちがそれぞれの学びや成果を発表する予定です。
参加する大学
このプロジェクトには、日本国内から関西国際大学、神戸芸術工科大学、宮崎国際大学が参加します。また、海外の大学としては、英国のキール大学、インドのデリー大学サウスキャンパス、オーストラリアのシドニーアントレプレナーシップや西シドニー大学、カナダのバンクーバーアイランド大学が含まれています。
2023年度の取り組み
2023年度は、以下のような活動が予定されています。
- - 3月初旬: 日本からオーストラリアに学生が10名短期派遣されます。
- - 3月中旬: 海外からの学生15名が神戸に受け入れられます。
- - 3月24日: 第1回国際学生起業家会議(VMGC)が開催されます。
国内プログラムの内容には、学生同士のグループワークやフィールドワーク、企業訪問などが盛り込まれています。
教育機関の役割
Innovation Dojo Japanは、東京や神戸を拠点に活動する企業であり、起業家育成に関する様々な支援を行っています。このプロジェクトを通じて、国内スタートアップエコシステムのさらなる発展に貢献することを目指しています。また、教育機関としての役割を果たしつつ、グローバルな視点での人材育成を推進する方針です。
文部科学省からの支援
このプロジェクトは、文部科学省が推進する「大学の世界展開力強化事業」の一環としても位置づけられています。この取り組みは、日本人学生の海外留学や外国人学生の受入れを促進し、国際的に competetiveな人材を育成することを目的としています。
関西国際大学とInnovation Dojo Japan
関西国際大学は私立の大学として、国際的な教育に力を入れています。また、Innovation Dojo Japanは起業家育成やイノベーション支援の事業を展開しており、その活動を通じて大学と連携し、多文化共生の意識を持った人材を育てることを目指しています。
今後の取り組みを通じて、関西国際大学がどのように学生たちの可能性を広げていくのか、ますます目が離せません。