ヨシケイのミールキット「Cut Meal」販売数1億食突破の秘訣とは

ヨシケイの「Cut Meal」が達成した1億食の快挙

静岡県静岡市に本社を構えるヨシケイグループは、家庭の食事作りを簡便にサポートするためのミールキット「Cut Meal」を展開しています。この度、同商品の累計販売食数が1億食を突破しました。これは、2018年に販売を開始して以来、5年10ヶ月かかっての成果です。

「Cut Meal」の特長

「Cut Meal」は、手作りの家庭の味を短時間で楽しむために設計されたミールキットです。調理にかかる時間はわずか10〜15分で、すべての食材があらかじめカットされているため、包丁を使う回数は最大3回に抑えられています。中には、包丁を一切使用しないメニューもあり、忙しい人々にとって非常に便利な選択肢となっています。この仕組みによって、調理にかかる手間を大幅に削減しつつ、手作り感も大切にしています。

家庭で発生する生ごみも減少し、環境にも配慮したメニュー展開が魅力と言えます。

開発の背景と進化

「Cut Meal」は、共働き家庭の増加に伴い、調理の手間を軽減することを目的に開発されました。2017年にカット野菜市場が盛り上がり、多くの企業が食材宅配市場に参入する中、ヨシケイも新しい視点でのミールキットの提供を決定したのです。市場調査では、多くの家庭が「肉や魚、野菜を切る」という手間を感じていることがわかり、そのニーズを満たすために「Cut Meal」が生まれました。

販売開始以来、顧客からのフィードバックを受け、カット済みの食材の種類を20種類以上に増やしたり、肉のボリュームを10〜20％増やしたりするなど、顧客の要望に応じて進化を続けています。

新メニューの開発

2023年には49の新メニューが開発され、その中には「火を使わない♪えびクリームドリア」などの手軽に調理できる商品のアイデアが盛り込まれています。煮たり焼いたりする工程を省き、電子レンジやオーブントースターを使った簡単な調理を実現しました。

メニュー開発を手がける鈴木氏は、「Cut Meal」の調理の簡便さを保ちながらも、新しい食材や調理法を取り入れることに苦労していると語りますが、その分、お客様に喜ばれる商品作りに注力しています。

ヨシケイグループの使命

ヨシケイグループは、50年以上にわたりライフスタイルの変化に応じたメニューを作り続け、家族の食卓を支えてきました。再配達ゼロの取り組みや、食品宅配での業界トップを誇る売上高を記録するなど、その信頼性と実力は高く評価されています。

ここのところは子育て世帯向けの便利なサービスの提供にも力を入れ、特に2023年は「マザーズセレクション大賞」を受賞しました。これからも「楽しい食卓・明るい家庭」の実現に向けて、安全安心な商品と美味しさを届けることを約束しています。