近年、メタバースやゲームにおける3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)の需要が急速に高まっています。この流れを受けて、医療現場での手術の視覚的説明や、住宅市場での3Dモデルに至るまで、さまざまな業界でも3DCGの活用が広がることが予想されます。
これまでプロのクリエイターだけが手を出せていた3DCGソフトが、多くの場合高額であったことから市民権を得ることが難しかったのですが、ここに来てオープンソースの3DCGソフトであるBlenderの存在が、誰もが無料で利用できるチャンスをもたらしました。これにより、3DCGが今まで以上に身近なものになることが期待されています。
このような背景から、Blenderが持つ可能性を広く知ってもらうため、合資会社メリーメンは「Dr.プッツンコのたのしいCGラボ」という新たな教育コンテンツの配信を開始しました。このコンテンツは、Blenderの使用方法を楽しく学べるもので、多様なクリエイターに向けた設計がされています。
今回のコンテンツの第一弾は、BlenderのGrease Pencil機能を使った3Dイラストの簡単制作についてです。動画クリエイターだけでなく、自分のキャラクターを動かしたいイラストレーターや、絵コンテの表現力を高めたいディレクターについても利用可能な機能です。従来の3Dモデリングの難しさを感じることなく、鉛筆のように直感的にイメージを3D空間に配置できるので、3DCGに初めて挑戦する方にもぴったりです。
BlenderのGrease Pencilは、ユーザーが3Dビュー上に自由に線やイラストを描くことを可能にする機能です。この機能は2Dと3Dの融合を促進し、表現力を大幅に向上させることができます。さらに、アニメーション作成を簡素化するための自動中割り機能も備わっており、制作の効率を一層高めてくれるでしょう。
この新しい教育コンテンツを通じて、より多くのクリエイターが3DCG制作に触れ、楽しさを見出してくれることを期待しています。メタバースの未来を作り上げる力強い手助けとなることでしょう。
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合同会社メリーメン(Merry Men Inc.)は、2D/3DCGを用いたアニメーションやモーションデザインを専門に扱い、メッセージを持ったストーリーを伝えることに情熱を持つスタジオです。代表の星子忠本は、アニメーション業界での豊富な経験を活かし、新たな創造的インフラの確立を目指しています。アニメやモーションデザインの普及に努め、楽しみながら創造性を発揮できる人たちを増やすことを使命としています。