「アタラシイものや体験の応援購入サービス」として知られる「Makuake」を運営する株式会社マクアケは、日本のものづくり企業の技術力と若手デザイナーの創造性を繋ぐ取り組みとして、「ニッポンものづくりデザインアワード2024」を開催することを発表しました。
本アワードは、全国の学生や29歳以下の社会人デザイナーを対象に、日本のものづくり企業が抱える課題解決につながる商品アイデアを募集します。選ばれた作品は「Makuake」でプロジェクト化され、商品化に向けて大きく前進するチャンスが与えられます。
2023年に開催された第1回アワードでは、受賞作品が現在「Makuake」でのプロジェクト実施に向けて準備を進めており、大きな注目を集めています。第2回となる今回は、さらに多くの企業が参画し、多岐にわたるテーマで募集が行われます。
参画企業と募集テーマ
モリリン株式会社:『COSMODOWN』シリーズを継承した、新素材・技術を活かした新商品開発
株式会社中村製作所:再生土を用いた、がば鋳込み製法によるテーブルウェア
株式会社来光工業:金属を用いた花瓶のデザイン
共和レザー株式会社:Sobagniのビーガンマテリアル「Chakara」を活用した、日本の美意識を表現するバッグ
有限会社大橋量器:伝統的な「枡」を現代風にアレンジした、ギフト向けのアイテム
参加企業は、それぞれの強みを生かした商品開発に挑戦しており、若手デザイナーたちの発想力によって、新たな価値を生み出すことが期待されています。
審査員には、各分野の第一線で活躍する著名人が名を連ねています。
川上元美(デザイナー)
林千晶(株式会社Q0代表取締役社長)
武内賢太(goyemon コンセプター/NEWBASIC inc. CMO)
五十嵐洋(株式会社Casokdo 代表)
井藤隆志(香川大学創造工学部教授)
岡田心(大同大学情報学部 情報デザイン学科 教授)
鶴田浩(リアル・スタイル株式会社 代表取締役)
* 武田康平(株式会社マクアケ プロジェクト推進本部 セールス局局長)
審査員たちは、デザイン性、革新性、市場性、実現可能性といった多角的な視点から作品を評価します。
「ニッポンものづくりデザインアワード2024」は、若手デザイナーの才能と企業の技術力を融合させることで、日本のものづくり業界の活性化に大きく貢献することが期待されています。