イコカ本大賞受賞作「八日目の蟬」著者・角田光代のイベント情報
2025年1月26日、イコカ本大賞を受賞した作品「八日目の蟬」の著者、角田光代さんのトーク&サイン会が、大阪市にある『ブックスタジオ大阪店』で開催されます。このイベントは、JR西日本と本屋大賞実行委員会によって実施される文学賞「イコカ本大賞」の受賞を記念するものです。
イコカ本大賞とは?
「イコカ本大賞」は、「読むと西エリア(関西・北陸・せとうち・山陰・九州)のどこかへ旅に出かけたくなる日本の『文庫本』小説」を選ぶ文学賞です。この賞は、地域の魅力を伝える書籍としての価値を重んじています。
イベント概要
- - 日時: 2025年1月26日(日) 13:00~14:00
- - 場所: ブックスタジオ大阪店(大阪府大阪市北区梅田3-1-1)
- - プログラム:
- 13:00~13:30 トーク会(開場時間12:45頃)
- 13:30~14:00 サイン会
イベント定員は30名と限られているため、参加希望者は事前に『ブックスタジオ大阪店』で配布される整理券を取得する必要があります。この整理券は数に限りがあるため、早めの確保をお勧めします。トーク会に参加した方は、その後のサイン会にも優先的に参加できる特典があります。サイン会には「八日目の蟬」の単行本または文庫本を持参する必要があり、会場でも購入可能です。
作品の魅力
角田光代の「八日目の蟬」は、直木賞作家が全力で書き上げた心を揺さぶる長編小説です。物語は、不倫相手の赤ん坊を誘拐した希和子が、東京から名古屋、小豆島へと逃亡しながら、女たちにかくまわれる姿を描いています。架空の母子の逃避生活にどのような光が差し込むのか、そしてその後の薫の運命はどうなるのか、極限の母性を表現したノンストップ・サスペンスが展開されます。
この作品は、第2回中央公論文芸賞を受賞しており、角田光代の代表作の1つとして、多くの読者に愛され続けています。他にも、彼女の著書には『月と雷』や『対岸の彼女』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』などがあり、作家としての多彩な側面が魅力的です。
著者プロフィール
角田光代さんは、1967年に神奈川県で生まれ、早稲田大学第一文学部文芸科を卒業後に作家デビューを果たしました。彼女の作品は、多くの文学賞を受賞しており、豊かな感受性と深いテーマで多くの読者を魅了しています。
この機会に、元気な作家の生の声を聞き、彼女の作品に触れてみてはいかがでしょうか。文学の魅力を再発見する素晴らしいイベントになることでしょう。お楽しみに!