オンライン就労支援『Re-mo』のご紹介
新型コロナウィルスの影響を受け、多くの方が仕事や学びの場を失っています。この変化に対応するべく、株式会社デザインマインドカンパニーは、就労移行支援事業に新しい形のサービス、オンライン就労支援『Re-mo』を開発しました。このサービスは、コロナ禍で困難な状況に直面している方々に、オンラインでの学びと就労支援を提供します。
新型コロナウィルスの影響による就労環境の変化
2020年に始まった新型コロナウィルスの流行は、就労支援事業に大きな変革をもたらしました。厚生労働省からの指示により、利用者が通所を控えるよう求められ、多くのサービス提供が厳しい状況に置かれました。これを受けて、当社では通所型のサービスからオンラインによる支援へと移行し、障害を持つ方が自宅で安心して受けられる支援を目指しました。
在宅訓練から見えた新たな課題とニーズ
従来、就労移行支援を受ける方の多くは事業所から半径5km以内に居住していました。しかし、オンライン化により、全国どこからでも参加が可能に。特に地方在住や、通所が難しい方からの反響が大きく、「通えなかった方々への支援が必要」との新たなニーズが明らかになりました。例えば、電車移動が難しい感覚過敏の方々やひきこもりの方々が、オンラインで支援を受けられるようになることは大きな意義を持っていました。
しかし、在宅訓練においては対面による支援も求められていたため、すぐには全てのニーズに応えることはできませんでした。
アフターコロナにおける新しい働き方
最近では、多くの企業がアフターコロナの働き方改革を進めています。在宅勤務やテレワークを導入する企業が増え、障害者雇用もその流れに乗っています。私たちは、この潮流を受け、自宅で学びながら就労できるオンラインプログラムを構築しました。それが、オンライン就労支援「Re-mo」です。このプログラムは、就労支援のノウハウを融合させたe-learningとして展開され、どこにいても学べる環境を提供します。
この取り組みによって、地域や環境を問わず支援が可能になることを目指しています。
オンライン就労支援「Re-mo」のサービス概要
【サービス詳細】
- - 対象者: 新型コロナウィルスの影響で困難な状況にある方々
- - 参加人数: 最大100名まで
- - 期間: 2022年3月14日から2022年4月末日まで
- - 利用料金: 無料
- - 申込方法: 期間中にRe-moの公式サイトで登録を行うと自動適用されます。
このサービスは、ひきこもり支援の一環としても活用されており、自宅でできる就労支援の提供がなされています。また、ひきこもり支援は、働くことをテーマに新たなアプローチを目指しており、約10名の方が参加している実績もあります。他にも、地域の社会福祉協議会や自治体と協力し、支援の幅を広げています。
今後の展望
当社は、今後もオンライン就労支援「Re-mo」を通じて、地域間の支援の格差を解消し、すべての人々が自分に合った働き方を見つけられるような環境を整えていく所存です。最終的には、このサービスがコロナ禍を乗り越えるひとつの手段となることを期待し、日々取り組みを進めています。
【会社概要】