日本ユニセフ協会70周年特別企画展「想いの歴史」
2025年の6月9日、日本ユニセフ協会は創立70周年を迎えます。この節目を記念して、同協会は特別企画展「想いの歴史―ユニセフニュースで振り返る70年―」を開催します。この企画展は、1957年に創刊された会員向け広報誌『ユニセフニュース』を通じて、日本ユニセフ協会の歩みを振り返るものです。開催期間は2025年6月9日より、東京・港区のユニセフハウスで行われます。
企画展の内容
特別展では、創刊以来の『ユニセフニュース』の過去の号を展示し、ユニセフと日本ユニセフ協会の活動の変遷を紹介します。特に、1950年代~60年代の日本におけるユニセフの支援活動や、国際協力のための募金活動が盛り上がりを見せた1980年代~90年代の誌面を通して、当時の社会情勢や人々の想いを伝えています。
この展覧会は、単に歴史を学ぶだけでなく、個々の体験や家族の年譜と重ねながら、多くの人々がユニセフとの関わりを感じる機会となることを目指しています。ユニセフハウスの常設展示「潮とともに生きる~アグネス大使と見たキリバス、気候変動の現状~」とのコラボレーションもあり、来場者は多角的にユニセフの活動を理解することができるでしょう。
日本ユニセフ協会の70年の歴史
日本ユニセフ協会は、1955年6月に設立され、その後2011年に公益財団法人に移行しました。1957年に始まった『ユニセフニュース』は、以来28年間にわたり、ユニセフを支える方々に向けて世界の現状や活動を伝え続けてきました。これにより、日本国内でのユニセフの認知度や支援の拡大にも寄与しています。
この70年間、日本ユニセフ協会は、世界の子供たちの権利と健全な成長を守るため、国内外の支援活動を展開してきました。特に、難しい環境に置かれた子供たちに対して、最大限の支援を行うことを使命としています。
展覧会の詳細
特別企画展「想いの歴史」は、無料で開放されており、ユニセフハウスの常設展示と併せて観覧することができます。
- - 開催日時:平日及び第2・第4土曜日 10:00〜17:00
- - 場所:東京・港区 ユニセフハウス
- - アクセス:JR/京浜急行 品川駅から徒歩7分
ユニセフニュースは、特定のマンスリーサポーター向けに配布されているため、一般の方には手に入れる機会が限られていますが、今回の展示を通じてより多くの方々にユニセフの歴史や意義を知ってもらえることを願っています。
まとめ
日本ユニセフ協会の70周年を記念する特別企画展は、歴史を振り返るだけでなく、現代の活動の重要性を再認識する場でもあります。デジタル時代におけるユニセフの役割や未来の展望についても、多くの人々の理解が深まることを期待しています。皆様もぜひ足を運び、子供たちへの支援の意義を感じてください。