山陰の魅力を発信する「とりのひとマルシェ」
自然豊かな山陰で、地域の生産者と消費者を繋ぐポータルサイト「とりのひと」が誕生し、その流れを受けてオンラインストア「とりのひとマルシェ」がオープンしました。このサイトの狙いは、山陰の優れた生産者たちの思いや製法を紹介し、彼らの作った安心安全な商品を手に入れてもらうことです。
「とりのひと」の誕生の背景
「とりのひと」は、2023年3月に立ち上げられました。このプラットフォームは、地域の特産品や食文化に光を当て、自然と共存する生産者たちを世に広めたいという思いから始まりました。食品の安全性に配慮し、持続可能な農業を提唱する生産者と連携しながら、消費者に対しても価値のある商品を迅速に届けることが目標です。
新たにスタートした「とりのひとマルシェ」
2023年5月末には「とりのひとマルシェ」がオープンし、プロデューサーと消費者の架け橋となる役割を果たしています。このオンラインストアでは、安心安全な食を提供する生産者たちと持続可能な農業を実践する各種商品を取り扱っています。また、先祖代々受け継がれてきた酒蔵の蔵人たちや山陰の伝統的民芸品を手掛ける工芸作家たちの逸品も紹介。注目の商品には、鳥取の民芸を代表する「中井窯」の数量限定アイテムが含まれています。
食品業界の困難を乗り越えて
「とりのひとマルシェ」の設立には、2020年の新型コロナウイルスのパンデミックが影響を及ぼしました。当初、飲食店が休業し、農産物や酒蔵が大きな打撃を受けた中、何かできることはないかと考えたのがきっかけです。生産者と消費者が直に繋がる場を提供することで、少しでも皆さんの生活を助けたいという思いから、このプラットフォームを立ち上げました。
大江ノ郷自然牧場の理念
「とりのひとマルシェ」を運営する大江ノ郷自然牧場は、1994年に鳥取県八頭町で創業しました。平飼い養鶏を行い「天美卵」を生産し、全国各地に届けています。地域との繋がりを大切にしながら、地元の食材を使用した菓子製造や食品製造も行っています。また、観光地としての発展にも力を注ぎ、豊かな自然を利用した体験や宿泊施設の運営も行っています。
このように「とりのひとマルシェ」は、単なる通販サイトにとどまらず、山陰の文化、食、そして生産者たちの歴史をしっかりと伝えていくことを目指しています。私たちは、消費者にも地域生産者の思いを伝え、彼らとの温かい関係を築いていくことで山陰の未来を共に描きたいと考えています。温かい気持ちで繋がるこの場所で、ぜひ心に残る商品を見つけてみてください。
お問い合わせ
興味を持たれた方はぜひ「とりのひと」および「とりのひとマルシェ」を訪問し、山陰の魅力あふれる商品を手に取ってみてはいかがでしょうか。
とりのひと
とりのひとマルシェ
大江ノ郷自然牧場