株式会社manabyが放課後等デイサービスを統一
株式会社manaby(マナビー)は、2025年4月から放課後等デイサービスのブランドを「manaby Campus」に統一すると発表しました。
manabyの理念とサービスの背景
2016年に設立された株式会社manabyは、「一人ひとりが自分らしく働ける社会をつくる」という大きなミッションを掲げ、障害のある方々が働くための支援を行っています。特に就労移行支援事業に重点を置いたサービスを展開し、個々のニーズに応じたサポートを提供してきました。
近年、2024年3月には宮城県仙南地域の放課後等デイサービス事業所「バンビ・アイランド角田」や「船岡」を譲受し、障害を抱える子どもたちに向けた通所支援事業をスタートしました。さらに、2024年12月には新たに「manaby Campus 柴田」を立ち上げ、地域で培った関係性を大切にしながら、さらなる発展を目指してまいりました。
すべての事業所を「manaby Campus」に統一
この度、現在の3つの事業所(角田、船岡、柴田)を全て「manaby Campus」として統一し、その名の下で人材育成に努めていきます。これにより、地域での繋がりを大切にしつつ、個々の子どもたちに寄り添った発達支援を提供していく方針です。
また、就労支援分野で培った知識を基に、ITスキル訓練を新たに導入します。これにより、子どもたちが将来的に社会で活躍できるための基盤を築くことを目指します。
manaby Campusが提供するプログラム
「manaby Campus」では、特に発達が気になる小学生から高校生を対象にしたプログラムが用意されています。その中には、コミュニケーション能力や人間性を育む体験プログラム、自立に向けたソーシャルスキルトレーニングが含まれます。さらに、独自に開発したeラーニングコンテンツを利用したITスキル訓練も行っており、個々の特性に応じた支援を行っています。
放課後等デイサービスの役割
放課後等デイサービスは、障害のある子どもたちが放課後や長期休暇中に受ける療育サービスです。このサービスは、日常生活動作の指導や集団生活への適応訓練を行うほか、家族への支援を含むレスパイトケアとしての役割も果たしています。また、利用にあたっては市区町村から発行される通所受給者証が必要です。
会社情報と今後の展望
マナビーは、働きづらさや生きづらさを抱える方々への支援を事業の中心に据え、就労移行支援だけでなく、就労継続支援、オンライン支援など多様なサービスを展開しています。2022年4月には東証TOKYO PRO Marketに新規上場するなど、今後の成長が期待されます。代表取締役の岡﨑衛が率いるマナビーは、地域と密接に連携しながら、子どもたちの未来を支える役割を果たしていくことでしょう。
株式会社manabyの基本情報
- - 社名: 株式会社manaby
- - 所在地: 宮城県仙台市宮城野区榴岡1-6-30
- - 設立年: 2016年
- - 代表者: 岡﨑 衛
- - 公式サイト: manaby公式サイト