野原グループ、役員人事で新体制へ
2025年を見据え、野原グループ株式会社(本社:東京都新宿区)がグループ会社の役員人事を発表しました。これにより、ノハラスチール株式会社の新社長に向本美洋氏が選任されることが決定し、同社の未来を担うこととなります。彼の昇進は、建設業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する新たなステップと位置付けられています。
新任役員一覧
新役職:代表取締役社長(昇任)
現役職:取締役
新役職:取締役会長(昇任)
現役職:取締役
新役職:代表取締役社長
現役職:BuildApp事業統括本部 統括部長
この新体制は、企業が次なる成長段階に進化するための戦略実行をスピードアップし、社内での作業効率を最大限に高めていくことが目的です。
向本美洋氏のプロフィール
向本氏は東京都出身で、慶應義塾大学経済学部を1988年に卒業後、長年にわたりグループ内で役員を務めてきました。彼の豊富な経験とリーダーシップが期待される中、ノハラスチールの新社長として再出発を果たします。
ノハラスチール株式会社について
ノハラスチールは、建設基礎資材の鉄筋を加工、組立、工事請負を行う会社で、首都圏最大級の鉄筋加工工場を埼玉県と神奈川県に有しています。安定した生産体制を背景に、顧客に対して高品質な製品を提供し、社会資本整備の基盤を支える企業です。2023年の社内改編により、さらに生産性を高めながら社会に貢献する姿勢を一層強化していきます。
BuildAppとその役割
野原グループが誇るBuildAppプラットフォームは、BIM(Building Information Modeling)を用いて建設プロセス全体の効率化を図るシステムです。設計事務所やゼネコンが作成したデータを活用し、設計から施工管理、維持管理に至るまでのプロセスをサポートします。このサービスは、業務の無駄を排除し、コスト削減を図りながら、環境負荷の軽減にも貢献することを目指しています。
特に、内装工事向けの新サービス「BuildApp 内装建材数量・手配サービス」は、施工に必要な建材の数量を自動で算出できる機能が特徴です。これにより、業界のDX化が加速し、これまでの非効率な手配業務が改善されることが期待されています。
野原グループの未来
「CHANGE THE GAME.クリエイティブに、面白く、建設業界をアップデートしていこう」というミッションを掲げる野原グループは、サプライチェーンの変革に挑む決意を新たにしています。社会的な責任感を持ちながら、持続可能な成長を目指す同社は、これからも建設業界のフロントランナーとして進化を続けます。今後の展開にも大いに期待が寄せられています。
お問い合わせ
さらに詳しい情報やサービスについて知りたい方は、野原グループの公式ウェブサイトまたはBuildAppの専用ページをご覧ください。
新たな役員人事の発表を受けて、野原グループが今後どのような進化を遂げていくのか、注目していきたいです。