としまミステリーフェス
2024-07-23 13:50:51

江戸川乱歩生誕130周年記念『としまミステリーフェス』記者発表会の様子をレポート

江戸川乱歩生誕130周年記念『としまミステリーフェス』記者発表会レポート



2024年7月17日、水曜日、豊島区庁舎内のとしまセンタースクエアにて、江戸川乱歩生誕130周年を祝う『としまミステリーフェス』の記者発表会が開催されました。このイベントは、2024年11月1日から4日にかけて、あうるすぽっとを主会場とし、豊島区内の各地をサテライト会場に設定して展開されます。様々なミステリーコンテンツが楽しめるこのフェスは、多くの人々に新しい体験を提供します。

冒頭からミステリーが展開!



発表会は一風変わった形で始まりました。司会者が登壇予定のゲストが現れないというハプニングを伝えると、同時に参加者には謎の挑戦状が配布されました。どうやらゲストは謎の集団によって行方不明になった模様。会場はその瞬間からミステリーの世界に一気に引き込まれ、推理作家やミステリーに関する専門家たちが集まっていたため、無事に謎を解き明かし、発表会は無事に開始されることに。これにより、参加者はさらに興味を持ってイベントに臨むことになりました。

平井憲太郎さんの貴重なコメント



記者発表会には、江戸川乱歩のお孫さん、平井憲太郎氏も登壇し、このフェスの重要性について語りました。彼は、「江戸川乱歩は、彼の作品に対して非常にオープンであり、二次使用を歓迎していました。このフェスによって、朗読劇や映画、アトラクションなど多様なコンテンツが提供されることは素晴らしい機会です」、と乱歩がもし現代に生きていたら興味を持っていただろうと話しました。

フェスの魅力的なプログラム



江戸川乱歩賞の贈呈式



一般社団法人 日本推理作家協会の代表理事、貫井徳郎氏が登壇し、11月1日には江戸川乱歩賞の贈呈式が実施されることを発表しました。この賞は70回目を迎える節目の年となり、選考委員の人数も増員してより多様な視点からの評価が行われるとのこと。一般参加も可能で、文学をより身近に感じてもらえるよう取り組んでいます。

『江戸川乱歩 子どもチャレンジ』



子ども向けの企画として開催される『江戸川乱歩 子どもチャレンジ』も紹介されました。この取り組みでは、小中学生を対象に独自の小説を募集し、優秀作品が表彰されるほか、特別な賞品も用意される予定です。

ワークショップの開催



また、江戸川乱歩賞受賞作家による『小説を書いてみよう!ワークショップ』も開催されることが発表され、未来の推理作家が誕生するかもしれない機会が提供されます。

朗読劇と総合アトラクション



『鬼』の朗読劇は11月3日と4日にあうるすぽっとで行われます。ノサカラボが手がけるこの作品では、ミステリーの面白さをたくさんの人に体験してもらいたいという思いが込められています。

池袋ミステリータウンの新たな試み



池袋ミステリータウンも1周年を迎え、さらに多彩なイベントの実施が計画されているとのこと。豊島区内では銭湯を利用したイベントや、立教大学とのコラボイベントも盛りだくさんで、地域を挙げてミステリーを楽しむ環境が整えられています。

映画『乱歩の幻影』の紹介



最後には、映画『乱歩の幻影』が紹介され、主演の結城モエさんは作品の特別な思いを語りました。これにより、乱歩の世界観を映像でも体感できる機会となります。

まとめ



豊島区高際区長からの挨拶もあり、地域全体でミステリーを楽しむ文化が形成されていることが再確認されました。11月のフェスには多様なイベントが盛りだくさんで、参加者はもちろん、江戸川乱歩ファンにとっても貴重な体験ができることでしょう。さあ、この秋、豊島区でのミステリーで心躍る4日間をお楽しみください。


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会社情報

会社名
一般社団法人としまアートカルチャーまちづくり協議会
住所
東京都豊島区南池袋2-18-9803
電話番号
03-3983-2366

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