環境認証取得に関する重要なお知らせ
2025年7月22日、ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社(通称DREAM)が運用中のファンドにおいて新たな環境認証を取得したことを発表しました。同社は、環境に配慮した持続可能性の高い物件を所有することがファンドのパフォーマンスを向上させる重要な要素であるとの認識のもと、積極的にこうした取り組みを進めています。
環境認証の種類とその重要性
DREAMが新たに取得した環境認証の一環として、2024年10月から2025年3月にかけて複数の認証を獲得しました。特に、DREAMプライベートリート投資法人(DPR)が資産運用を行うブシュロン銀座ビルは、国際的に認められたグリーンビルディングの認証プログラムであるLEEDの上位評価であるGOLDを2024年に取得しました。これはDPR運用物件の中で初めてのLEED認証取得となります。
BELS及びZEB
BELS(建物エネルギー消費性能表示制度)では、ダイヤモンド・リアルティが運営する各物件が高評価を受けています。相模原ロジスティクスセンター、DPR江別物流センター、ロジスクエア伊丹は、全てBELSで星6つとZEB Readyに認証されています。このような認証は、建物のエネルギー効率を示し、環境に優しい運用を促進する情報を提供します。さらに、物件名非公開の兵庫県の物流施設も含め、他の物件でもBELS評価を取得しています。
CASBEE®の導入
CASBEE®は、日本国内における建物の環境性能を評価するシステムで、DREAMが保有する複数の物件においてもSランクを獲得しました。この評価によって、持続可能な建物の重要性がさらに強調され、特にDPR流山物流センターや新山下物流センターは、2024年12月24日に認証を受け、2029年までの有効期限を持ちます。このように、環境性能評価の高い物件は、企業のブランドイメージや投資価値にも大きく影響を与えます。
LEED認証取得の意義
LEEDは、米国の非営利組織USGBCが開発した環境認証プログラムであり、世界中で広く利用されています。DREAMのブシュロン銀座ビルがGOLD評価を受けたことは、同社の運用戦略の一環として、国際基準に従った取り組みを行っていることを示しています。
今後の方向性
DREAMは、「不動産運用を通じて社会のWell-beingの最大化に貢献する」という企業理念のもと、2030年には環境認証取得物件の比率を70%にする目標を掲げています。この目標達成に向けて、持続可能性の観点から新たな価値を提供し続けることが期待されています。
企業情報
ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社は、東京都千代田区に本社を構え、三菱商事株式会社の100%出資によって運営されています。2004年に設立以来、不動産ファンドの組成・運用及びアドバイザリー業務を手掛けており、企業は今後も持続可能な不動産運用に力を入れていく考えです。
最後に
持続可能な未来に向けて、DREAMの取り組みは業界のスタンダードとなりつつあります。環境認証の取得を通じて、より多くの企業が環境に優しい運用を実現することが期待されているのです。今後の取り組みにも目が離せません。