視覚障害者支援の新しいカタチ！「おでかけくん」の登場で同行援護が一変する

視覚障害者の外出をより便利に

株式会社mitsukiが新しい支援システム「おでかけくん」をリリースしました。このクラウドベースのツールは、視覚障害者の外出をサポートする「同行援護」に特化しており、利用者やヘルパーの中心的な活動をデジタル化することで、効率的なサービスを提供します。

行政の支援を受けた「おでかけくん」

特に注目すべきは、このシステムが「IT導入補助金2024」の対象に認定されている点です。これにより、同行援護事業者は最大50%の補助を受けることができ、導入のハードルが下がります。この補助金制度は、視覚障害者支援を行う事業者がデジタル技術を導入しやすくするためのものです。

デジタル技術による業務効率化

「おでかけくん」は、同行援護サービスに伴う事務作業をペーパーレス化し、よりシンプルにします。利用者はスマホやPCから24時間いつでも同行援護の依頼を行うことができ、利用履歴を瞬時に確認することが可能です。また、ヘルパーは空き時間を登録し、分かりやすく依頼の可否を選択できるため、両者のコミュニケーションが円滑になります。

視覚障害者エンジニアの力を活かして

特に注目すべきは、このシステムが視覚障害者のエンジニアによって開発された点です。彼らは自らの経験をもとに、情報保障やアクセシビリティに配慮した操作性を実現しました。デジタル環境の整備により、視覚障害者がITを活用することが容易になり、社会へのアクセシビリティが向上します。

透明性と利便性の向上

事業者向けの管理画面では、依頼状況を一元的に管理できるため、どこからでも業務を把握できます。また、他のソフトウェアとの連携も可能で、特に「介舟ファミリー」とのデータ連携によって、実績の取り込みが簡単になります。これにより、利用者やヘルパーのストレスを軽減し、よりスムーズな行動を可能にします。

誰もが出かけやすい社会に向けて

株式会社mitsukiのビジョンは、「見え方の違いが活きる社会」を築くことです。この新しいシステムの導入が視覚障害者の社会進出を加速させ、誰もが気楽に外出できる環境の整備につながることを期待しています。また、詳しい情報やインタビュー記事などは、運営するWebメディア「Spotlite」にも掲載されています。興味がある方はぜひ訪問してみてください。

Spotliteでのインタビュー記事を見る
おでかけくんの詳細はこちら