新たな価値を生むデザインとエンジニアリングの融合
近代科学社が2026年3月31日にリリースする新刊、単行本『デザインエンジニアリング入門』が、デザインとエンジニアリングの関係性について新たな視点を提供します。本書の著者、山本修一郎教授の講義資料を基にした内容は、名古屋国際工科専門職大学や沖縄工業高等専門学校での教育実践を反映したものです。
書籍の概要
本書は、デザイン思考とシステム開発が従来は別々に捉えられてきた領域であることを踏まえ、両者の融合が現代の製品やサービス提供には不可欠であると訴えています。特に、製品やサービスがより複雑化する現代においては、簡単に分離できるものではなく、デザインとエンジニアリングを統合することが新たな価値創出につながるとされています。
【商品情報】
- - 書名: デザインエンジニアリング入門
- - 著者: 山本 修一郎
- - サイズ: A5判・292頁
- - 価格: 3,500円(税抜)
- - ISBN: 978-4-7649-6133-3C3004
目的と期待
この本では「入門」を、単なる導入として定義するのではなく、『自ら問いを立て、未踏の領域を切り拓く能動的な行為』として再定義しています。読者が自分自身の仮説を立て、検証する力を培うことを期待しているのです。また、扱うトピックは社会システムや価値創造、要求工学、さらにはソフトウェアアーキテクチャなど非常に広範囲にわたります。
特徴的なコンテンツ
本書の特徴的な要素には、筆者の独自の知識創造法や、生成AIを活用するための「Promptテンプレート」、さらにはアーキテクチャ設計手法が具体的な事例を通じて紹介されています。これにより、困難な課題を発見し解決していくための基礎を得られる手助けとなります。
著者のプロフィール
山本修一郎教授は、名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻を1979年に修了後、日本電信電話公社に入社し、以降もエンジニアリング分野で多くの経験を積んできました。現在は名古屋国際工科専門職大学で情報工学科の教授を務めており、教育面でもリーダーシップを発揮発揮しています。
著作も多数あり、これまでに『要求定義・要求仕様の作り方』や『DXの基礎知識』など、理工学で必要とされる深い知識を提供しています。
本書の目次
本書には、デザインエンジニアリングに関連する多様なテーマが取り上げられており、各章のテーマは以下のようになります。
1. デザインエンジニアリングの概念
2. 社会とデザイン
3. 価値創造とデザイン
4. ビジネスとデザイン
5. サービスとデザイン
6. 知識創造とデザイン
7. エンタープライズ・アーキテクチャとデザイン
8. サイバーフィジカルシステムとデザイン
9. 要求工学とデザイン
10. 非機能要求とデザイン
11. 安全性・セキュリティとデザイン
12. ソフトウェア・アーキテクチャとデザイン
このような多様な内容を通じて、本書は読者が現代のデザインのあり方を深く理解し、実社会で役立つ知識を得るための強力な手引きとなるでしょう。
最後に
『デザインエンジニアリング入門』は、デザインとエンジニアリングの領域を超え、新しい価値を創出するための道しるべとなる一冊です。専門的な知識を持つ方にも、これから学ぶ方にも、どちらにも有益な内容が詰まっています。是非、手に取ってみてください。