新時代のランサムウェア対策を学ぶウェビナーを実施
昨今、企業におけるITセキュリティは以前にも増して重要視されています。特にランサムウェアの脅威は日増しに巧妙になり、従来の手法ではその侵入を完璧に防ぐことが難しくなっています。今回は、NetAppが提供する最新のランサムウェア対策機能を解説するウェビナーのご紹介です。
ランサムウェアの脅威の実態
ランサムウェアは年々その手法を巧妙化させ、企業のデータを狙う攻撃が増えていると言われています。単純なウイルス対策ソフトやEDR(エンドポイント検知応答)だけでは、これらの攻撃を完全に防ぎきるのは難しいのが実情です。特に多様化する侵入経路や BYOD(Bring Your Own Device)の普及により、企業のIT管理の手が届かない部分が拡大しています。その結果、異常が見えないままデータが暗号化される事例も起きています。
このような状況下で企業に求められるのは、単純に「侵入を防ぐ」のではなく、「侵入された後に、どれだけ速やかに気づき、被害を最小化できるか」という、新たなセキュリティ戦略です。
「見えないふるまい」が拡大する被害のリスク
多くの企業がEDRやウイルス対策ソフトを導入しているにもかかわらず、ランサムウェアによる被害が依然として続いている背景には、これらの検知手法の限界があります。侵入後のユーザーの行動やストレージ上の異常動作まで監視しきれず、不審な行動を見逃すといった状況が多々あります。
これにより、データの暗号化や大量削除といった事態が発生してしまうのです。さらに、可視化や初動対応に必要なリソースが不足し、担当者が「何を守れていないか」に気づくことができないという現実もあります。そのため、運用負担をかけずに「ふるまい」を検知・保護する仕組みが必要とされています。
AIを活用した実践的なランサムウェア対策
このウェビナーでは、NetAppの「Autonomous Ransomware Protection」や「Data Infrastructure Insights」を利用した新しい対策方法を提案します。AIによって、ストレージ上での異常な挙動をリアルタイムで検知し、その情報に基づいて即座にスナップショットを取得することで、被害を最小限に留める仕組みを解説します。
また、高度なセキュリティ対策を専門知識がなくても導入できるSaaS型ソリューションの利点や、可視化を通じて「何が起きたか」を把握し、報告できる強力なダッシュボードの活用事例も交えて紹介します。このような情報は、今後のセキュリティ対策に不安を感じる企業に必要不可欠と言えるでしょう。
主催と協力企業
このウェビナーは、丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社の主催で、NetApp合同会社、株式会社オープンソース活用研究所、マジセミ株式会社の協力によって実施されます。多くの企業が直面する問題に対して、最新の情報と対策を学ぶ貴重な機会です。
参加方法
詳細な情報や参加申し込みについては、公式サイトを訪れることで確認できます。ぜひ、新時代のランサムウェア対策に関心のある方はご参加ください。
マジセミは今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを継続的に開催していく予定です。過去のセミナーに関する情報や、現在募集中のセミナーの詳細は、公式サイトでご確認いただけます。