越境ECとTikTokの相乗効果を狙った新セミナーが始動

インアゴーラが若手企業を支援する新セミナー開設

越境EC事業を展開するインアゴーラ株式会社が、持ち前のTikTok運営ノウハウを活かし、新たに『TikTok Shopマスター短期養成セミナー』を立ち上げることを発表しました。このセミナーは、TikTok Shopの開設を検討している企業向けに特化した内容で、2025年7月を予定しています。

TikTok Shopの背景

TikTokは近年、特にショート動画のプラットフォームとして急成長を遂げており、世界中でのショッピング体験に革命をもたらしています。日本でも月間アクティブユーザーが3,000万人を超え、EC市場におけるポテンシャルは非常に高いとされています。しかしながら、日本国内においてはTikTok Shopの本格的な導入がまだ始まっておらず、多くの企業はそのノウハウを持っていないのが現状です。

セミナーの内容

このセミナーでは、全6講座にわたって、TikTok Shopを運営するために必要な知識とスキルをしっかりと学ぶことができます。各講座は約1時間程度で、以下の内容が予定されています。

1. TikTok Shopとは？
楽天やアマゾンとの違いや、TikTok Shopを通じて新たな顧客層を獲得する可能性について解説します。

2. ゼロから始める開店講座
EC構造を理解し、実際の開店や運営体制までを学ぶことができます。

3. 広告とデータでの売上アップ
TikTok Shopの収益構造や広告機能について、具体的な分析手法を習得します。

4. インフルエンサー活用の戦略
認知度を上げ、売上を伸ばすためのインフルエンサーマーケティングの特徴や攻略法について説明します。

5. 動画での効果的な販売戦略
TikTok動画がどのように売上につながるのか、その流れを徹底的に分析します。

6. ネットライブでの販売
TikTokライブを利用し、視聴者を購買へと導くための演出やトラフィック設計について学びます。

このセミナー全6講座の受講料金は、合計で15万円（税抜き）となっています。

インアゴーラの実績

インアゴーラは、2021年4月よりDouyin（中国版TikTok）に日本企業の第一号として参入し、4年以上の運営経験を持っています。Douyinにおける実績としては、販売数量が538.4万件を超え、継続運営日数も1,557日以上と、越境EC部門で数多くの受賞歴があります。

グローバルな拡張性

TikTok Shopは中国やアメリカ、東南アジア、欧州で既に展開されており、2024年には全世界での流通総額が332億ドルに達する見込みです。これを受け、日本においても新たな形での購買体験を提供することが期待されています。 TikTokは短尺動画の拡散力で知られており、それを活かしたECが今後のトレンドとなるでしょう。