世界大会での栄誉を天地に！TEAM NARIOKAが板橋区長を表敬訪問

世界大会で輝く未来をつかんだTEAM NARIOKA

東京都板橋区で活動する「TEAM NARIOKA Stella」が、オーストラリアで開催された FIRST® LEGO® League Asia Pacific Open Championship 2025（FLL2025）で素晴らしい実績を上げました。7月3日から6日の間、世界中のチームが激戦を繰り広げる中、彼らはロボット・デザイン部門で ロボット・デザイン第1位 を受賞。この度の成功を祝し、8月5日には板橋区長への表敬訪問を行いました。

FIRST® LEGO® Leagueとは

FLLは、9歳から16歳の青少年を対象とした国際的なロボット競技大会で、1998年に米国のNPO法人 FIRST とデンマークの レゴ社 によって設立されました。日本では2004年から開催されており、子供たちに協調性や論理的思考、コミュニケーションのスキルを育む場として評価されています。

この大会では、テーマを探求しながら、科学技術の重要性や国際協力についても学ぶことが期待されています。競技部門は、小学1年生から高校1年生まで参加できる「Explore」と「Challenge」に分かれており、特に「Challenge」部門では、プログラミングやロボット制作を通じて実践的なスキルを磨くことが可能です。

TEAM NARIOKAの誕生と軌跡

TEAM NARIOKAは、2017年10月に区立成増ヶ丘小学校で発足し、当初は小学4～5年生の有志が集まったチームです。この8年間の間に参加メンバーは入れ替わりながらも、3回の世界大会出場を果たし続けています。特筆すべきは令和4年のオーストラリア大会で獲得した Breakthrough Award と、同年のブラジル大会でのイノベーション・プロジェクト部門での第2位です。

活動の場を2023年4月から板橋第五小学校に移し、地域の仲間たちとともにさらなる向上を目指し合っています。チームメンバーは、今大会での成功を糧に新しい仲間を迎え入れ、次回は総合優勝を目指す意気込みを見せています。

板橋区長からの激励

この表敬訪問では、板橋区の区長が「今回の受賞は板橋区の誇りであり、チームの努力と保護者のサポートに深い敬意を表します」と感謝の意を示しました。また、大会を通じた国際交流の重要性や、得た経験を今後に活かしてほしいという期待が寄せられました。

未来を担う子供たち

今回の成功は、参加した子供たちがただの大会出場者ではなく、未来の科学者やリーダーに成長する姿を示しています。彼らの挑戦は、教育の重要性やコミュニティの支えを再認識させ、さらに多くの子供たちが科学や技術、国際理解を深めるきっかけとなるでしょう。

板橋区の教育委員会では、これからも地域の子供たちがグローバルな舞台で活躍できるよう、さまざまなサポートを続けていく方針です。今後のTEAM NARIOKAの動向にも目が離せません。