サンゴ保全活動報告
2010-03-01 18:15:33
沖縄の宝を守る!ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートのサンゴ保全活動
沖縄の美しい海を守る取り組み:ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートのサンゴ保全活動
2010年3月5日、サンゴの日に、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート(沖縄県国頭郡恩納村)では従業員による大規模なサンゴ保全活動が実施されました。この活動は、近年問題となっているサンゴの減少に歯止めをかけるため、ホテル従業員自らが主体となって企画されたものです。
サンゴ減少問題と保全活動の必要性
沖縄の海は、世界的に有名な美しいサンゴ礁で知られています。しかし近年、オニヒトデの食害や赤土の流出、地球温暖化による海水温上昇など、様々な要因によってサンゴの減少が深刻な問題となっています。サンゴ礁は、多くの海洋生物の生息地であり、沖縄の観光資源としても重要な役割を担っているため、その保全は喫緊の課題です。
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートの取り組み
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは、2001年の恩納村漁業協同組合「サンゴの養殖場」設立当時からサンゴ保全活動に積極的に取り組んできました。2004年には、サンゴ礁生態系の再生を目指す産官一体型プロジェクト「チーム美らサンゴ」にも参加し、継続的な保全活動に貢献しています。
今回の「サンゴの日」の活動では、従業員を対象に、サンゴ苗作り、ビーチクリーンアップ、水中ゴミ拾い、そしてダイビングによるサンゴ植付など、多様な活動が行われました。陸上と水中、それぞれでボランティアが実施され、多くの従業員が参加しました。恩納村漁業協同組合からのサンゴ苗の無償提供も受け、活動は盛況のうちに幕を閉じました。
活動内容
陸上ボランティア
サンゴに関する講習会
陸上のサンゴ観察
サンゴ苗作り
ビーチクリーンアップ
水中ボランティア(ダイビングライセンス保持者対象)
サンゴに関する講習会
水中ゴミ拾い
* サンゴ植付ダイビング
今後の展望
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは、今回の活動を通して、従業員のサンゴ保全に対する意識を高め、今後も継続的な活動に取り組むことを表明しています。沖縄の貴重な自然環境を守るため、様々なイベントを企画し、地域社会との連携を強化しながら、サンゴ保全活動に尽力していくとしています。
チーム美らサンゴについて
「チーム美らサンゴ」は、沖縄本島・恩納村海域を中心に、サンゴの植え付けと育成を通じてサンゴ礁生態系の再生を目指す産官一体型プロジェクトです。現在では、沖縄県内だけでなく、日本全国から13団体が参加しています。
ホテルについて
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは、2009年に大規模リニューアルを実施し、白とブルーを基調としたモダンなインテリアで統一された、ラグジュアリーなリゾートホテルです。沖縄の豊かな自然と、上質なサービスで、お客様に快適な滞在を提供しています。
まとめ
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートのサンゴ保全活動は、企業の社会的責任(CSR)を果たすだけでなく、地域社会との連携を深め、持続可能な観光を推進する取り組みとして、高く評価できます。今後も、彼らの活動が沖縄の海の美しさを守り続けることを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
- 住所
- 沖縄県国頭郡恩納村字瀬良垣2260番地
- 電話番号
-
098-966-1211